二刀流は無理？

From：矢口新
自宅のソファーから

 
プロ野球の大谷選手が
大リーグに挑戦するということで、
ニュースになっていました。

 
彼は、ピッチャーとバッターをこなす
二刀流ということで有名ですね。

 
私自身も、
投資家と投資教育家　の二足のわらじを
はいていますから、似たようなものです（笑）

 
とはいうものの、
私のウェートは投資教育　に傾けておりますので、
大谷選手には到底及ばないと考えています。

 
私が相場の世界に入ってから30年以上立ちました。
その間、プロのディーラーとして、為替、債券、株式の取引を
東京、ロンドン、ニューヨークの3大市場で経験し、
ヘッジファンドの運用も行いました。

 
プロとしてはやれることはやったのではないか、
という思いがあります。

 
そして、ここまでやれたことは
私の実力というより、
周囲の方々に恵まれたからだと思っています。

 
たとえば、
新人時代は、香港、シンガポールへ出張へいかせてくれました。
東京、香港、シンガポールというアジアの相場を経験しました。

 
ニューヨークで働きたいという願いや、
金融の本場ロンドンへ行きたいということも
会社に叶えて頂きました。

 
ノムラの場合は出戻りさえゆるしてくれたのです。

 
上司、取引先、同僚などなど
周囲の人に恵まれました。

 
彼らに受けた恩を還元したい、
それが今の私の原動力となっています。

 
ですから後進の方々に、
私のトレードの技術、知識、ノウハウについて
全てお伝えしたいと思っています。

 
そう決意してからは、
自分自身がトレードをする時間が
少なくなりました。

 
それでもいいと思っています。
自分のことよりも、個人投資家の皆様の実力が伸びることが
私の喜びとなっているからです。

 
でも面白いもので、
トレードする時間が少なくなっているのですが、
私もトレードが上手くなりました。

 
たとえば、昔は5分足のトレードが中心で、
1分足はせわしなくて苦手意識があったのですが、
受講生の方にトレーニングとして1分足をお勧めしているうちに、

 
私自身が1分足で普通にトレードができるようになりました。
慣れてしまったとも言えます。

 
私だってまだまだ上手くなっているのです。
まだ若い皆様はもっと伸びしろがあるわけですから、
絶対にトレードは上手くなりますし、収益も伸びるはずです。

 
みなさんも矢口を追い越せるように、
日々精進してください（笑）

 
矢口を超えるトレーダーをたくさん育てることが
私の楽しみなのですから。

 
共にがんばりましょう。

 
 
– 矢口新

 
 
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