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注目すべき局面はどこなのか!?

From:戸松信博

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
今日のブログでは、
米国市場について
お話をしていきたいと思います。

 
というのも、
先週はFOMC議事録の公開、
中国の習主席の演説、

 
マーク・ザッカーバーグ・フェイスブック社CEOの
公聴会での議会証言、シリア情勢、など
株式市場に影響を与える可能性のある材料が多くありました。

 
そうした中、
米国主要3指数は
週間で+1.79~2.77%と反発上昇しました。

 
ここで注目されるのは、
この上昇の流れが引き続き継続され
上昇転換となるのか。

 
それとも、
すぐに下落基調に戻ってしまうのか。

 
私の相場見通しについて
お話していきます。

 

米国株上昇再転換も、50日線に上値を抑えられる

 
shisei_man_good

 
さまざまな材料があった先週の米国市場ですが、
特に習主席のスピーチを受けた
4月10日(火)のナスダックは、

 
出来高を増やして
2%超上昇するなど強い動きとなり、
直近の高値を超えて終了しました。

 
米国株の短期相場判定に関しては、
3月27日より下落転換としていたのでしたが、
この日のフォロースルーによって
「上昇転換」と再変更します。

 
習主席の対外開放を訴えた演説内容は、
何ら新しいものでなく、
以前から伝わる政策を改めて
リピートしたに過ぎません。

 
しかし「貿易戦争」をキーワードに
売り投機が活性化していた市場の空気を変えるには
うってつけのタイミングであり、
市場を上昇転換させる材料となりました。

 
2月以降の市場は
様々な日替わり・週替わり的な
内容の乏しいテーマによって
売り投機となってきたため、

 
今回のスピーチも内容が問われるものでなく
(新鮮味はなかった)、ただ売り投機を鎮める
材料らしいものが飛び出せば、何でもよかったのです。

 
いずれにせよ、
これで市場心理は好転しました。

 
11日のナスダックは
反落したものの出来高は落として無難に終え、
続く12日は再び出来高を増して大幅上昇と、
徐々に上昇トレンド時のリズムに戻ってきました。

 
ただし50日移動平均線を
上に捉えることまではできておらず、
ここが抵抗線として上値を抑える可能性は残ります。

 
新たに「シリア情勢」という
またもや内容の薄い売り投機材料が、
日替わりメニュー的に浮上してきており、

 
上昇転換とはいえ
「これでもう大丈夫」と
油断できる状況とは思いません。

 
注目ポイントは、
50日移動平均線超えが試される局面と思います。

 
常にお伝えしているように、
米国市場も日本株をやるうえでも
知っておくべき、気にするべきなのです。

 
ぜひ、今後の米国市場の動向に
注目していきましょう!

 

―戸松信博

 

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  • コメント ( 4 )

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  1. syoun

    広く括目した相場観次回が楽しみです。

    • 信博戸松

      syoun 様

      コメント頂きありがとうございます。

      今後とも、皆さんの投資の参考になるお話をしていきたいと思いますので、
      引き続きお読みください!よろしくお願いします!

  2. 平峯一郎

    安倍総理と米国大統領の会談、北朝鮮と米国大統領の接近、加えて日本の政治混乱が
    世界経済の世界平和に好影響を及ぼすのか逆に悪影響につながるのか?
    戸松先生の見解を今後も楽しみにしています。

    • 信博戸松

      平峯 様

      コメント頂きありがとうございます。
      直近相場の解説や相場見通しについてお話していきますが、
      ぜひご自身でも自分なりの相場観を持ってご覧いただければと思います!
      引き続きよろしくお願いします^^

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