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価格を決めるのは、誰?

From 小次郎講師

自宅の書斎より……

おはようございます。
小次郎講師です。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は今月、投資の学校さんのプロジェクトに
関連したセミナーで、日本中を駆け回っていました。

のどの調子が心配になりましたが、
教壇に立つとエネルギッシュに話せていましたね。

急に朝晩は寒くなってきましたので、
皆様も注意してください。

セミナーのために大阪にも行ったのですが、
観光客の方が買い物を楽しんでいるのを見て、
「大阪は景気がいいな……」と思いました。

今回は買い物にちなんで、
「金融商品の価格は、どうやって決まるのか」
についてお話させてください。

競争売買と相対売買

金融商品の価格を理解するうえで大事な概念が、
競争売買と相対売買です。

わかりやすくまとめると、

<競争売買>
・市場参加者の買いと売りによって、価格が決定する。
・買いが多ければ上昇し、売りが多ければ下落し、バランスが取れたところで価格が決定する。

<相対売買>
・業者が価格を提示し、その価格で参加者は買うか見送るかを決定。
・2wayシステムといって、買値と売値を提示するシステムが主流。

簡単にまとめると、価格を参加者が決めるのが競争売買、業者が決めるのが相対売買ということです。

主要な市場の価格の決め方

ここで、主要な金融商品について、
市場ごとの価格の決め方をまとめておきましょう。

・株式(個別株):競争売買(東京証券取引所)
・先物取引(日経225先物等):競争売買(大阪取引所)
・FX(OTC):相対売買(各社ごと)
・FX(くりっく365):相対売買(東京金融取引所)
・コモディティ:競争売買(東京商品取引所)

一言で金融商品とくくっても、価格を誰が決めているのかには、大きな違いがあります。
そのような違いを知ったうえで、勉強を進めてみてくださいね。

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  • コメント ( 2 )

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  1. dolce

     こんばんは。
        毎度お世話様に成っており心から感謝致します。
      つきましては、fxの場合 相対取引に成りますが
      長点と短点は何でしょうか。殊に短点に関して分かりたいですが
      後から機会があればお聞きいたしたいです。
      これからも色々宜しくお願い申し上げます。
      ご苦労様でした。ありがとうございます。

    • 小次郎 講師

      こんばんは。
      小次郎講師です。

      相対取引の短所を一つ上げるとすれば、
      投資家とFX取引業者が直接取引することになるため、
      FX業者が破綻した場合、投資家が預けている資産の取り扱いが問題となります。

      法律上は、顧客資産の保全のための措置を講ずることが義務化されていますが、
      銀行預金における預金保険や証券会社における投資者保護基金のような、
      セーフティーネットはまだまだ不足しているのが事実です。

      こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。

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