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順張りのリーブオーダー「逆指値注文」の実態

「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスの編集室より

 
少し前に、
指値注文の不利な点を
重点的に記述した原稿をお届けしましたが、

先のブログでは、ストップ狩りをテーマにしたため、
逆指値注文が中心の内容となりました。

 
そこで、今回は為替(FX)における
逆指値の仕組みをザックリと述べてみたいと思います。

もちろん、事業者によって仕組みが異なる可能性もあり、
銀行間市場でのルールを元に、
お伝えしようかと思います。

ところで、この逆指値注文というと、

現在よりも高い価格で買う注文が逆指値買い
現在よりも安い価格で売る注文が逆指値売り

という説明が一般的ですが、
一体、誰が好き好んで、
今より高い価格で買ったり、安い価格で売ったりするでしょうかね?

 
——————————————–

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

アメリカでは相変わらず
政府機関の一部閉鎖が継続しており、
記憶が正しければ、
閉鎖による負のコストは1週間で、
10億ドル強とも言われているようで、

約一ヶ月以上に及ぶ今回の閉鎖で、
壁の建設予算である57億ドルを上回る可能性もある・・・
という、
何とも妙な展開になりつつあるようです。

日本でも厚労省の統計改ざんによって、
新たに500億円を越える追加給付を行なう上で、

事務諸経費などを加えた総額は、
何と!!800億円!!!近くになるそう・・・(絶句)

日給1万円として、
その差250億円が事務費用だと仮定すれば、
250万人分の人件費に相当します・・・(唖然)

もちろん、郵送費用なども入るのでしょうが、
その費用を一部の特殊な積み立て保険金と
国家予算を上積みして捻出するらしく、

予算は結局税金ですから、
どっち道、国民の財布を当てにする・・・という、
何ともしがたい事態になっています・・・(呆然)

———————————-

逆指値の仕組み

私が知っている限り、為替の逆指値とは、
ネクスト・ベストの成行売買取引だという理解をしています。

ネクスト・ベストとは、次の最善の価格で・・・
という意味になりますからつまり、

ある価格が買われたり売られたりした場合、
順張りの方向となる次の最善の価格を、
成行で買う、または売るというのが逆指値の仕組みです。

ここには取引額が考慮されていませんので、
取引額が満たされるまで・・・
という条件を書き添えたいと思います。

 
たとえば、
現在のドル円価格が、109.75円として
110.00円の逆指値買いとは、
110.00円の売りが買われてしまった場合、
「次の売り価格から順次、
取引額が満たされるまで買ってくれ!」
ということになります。

この110.00円という価格が、いわゆる
トリガー価格とも言われている値です。

ですから、
この逆指値買いが5000万ドルの注文だった場合、

例えば110.00円以降の指値売り注文が
110.01円で500万ドル
110.02円で500万ドル
110.05円で500万ドル
110.08円で500万ドル
110.10円で500万ドル
110.20円で500万ドル
110.30円で500万ドル
110.40円で500万ドル
110.50円で1000万ドル
という状況だったとするなら、

110.00円が買われた次の瞬間、
取引額が満たされる110.50円まで一気に買われてしまう、
ということになります。

通常のドル円相場は、こんなにスカスカでは有りませんから、
せいぜい数銭以内で満額になることでしょう。

 
しかし先日の1月3日のように、そもそも流動性が低い日柄で、
しかもマイナー市場の、マイナー通貨だったとしたら、

大台の1つや2つが吹っ飛んでも不思議ではありません。

 

逆指値のメリット

ところで、逆指値注文が市場へリリースされる流れを考えれば、
上でも述べたように、

相場が上昇している流れで成行買いが持ち込まれ、
相場が下落している流れで成行売りが持ち込まれるため、

トレンドが続きさえすれば、
有利な方向へ展開しやすいことになります。

 
一方、
指値注文がトレンドに逆らう形で成立することを考えれば、
もしトレンドが続いた場合の指値注文は
瞬く間に不利な展開に発展してしまう・・・という訳です。

 
ただ逆指値のメリットを最大限に享受するためには、
シッカリしたチャート分析が欠かせず、

それ以上相場が進むと、流れが加速しそうだったり、
トレンドが転換しそうな価格を把握して、
トリガー価格に設定する必要があります。

言い換えれば、
チャート分析では最もポピュラーな移動平均線を含め、
オシレーターといわれるようなサブチャート分析では、
将来的に現実的な価格として導けないことから、

価格チャート自体を分析できるオーソドックスな能力が
必要になってくるわけですね。

 
つまり、
幾ら短期MAと中期MAがゴールデンクロスになったら買う
というルールを用いたとしても、
クロスする一点の価格を予め導くことは出来ないため、
結局は逆指値に応用することはできません。

また、
オシレーターで、下限の20%ラインを抜けたら買う
というルールを使っているとしても、
価格が幾らを上回った時に、20%ラインを越える…ということが
予め分からない限り、
その価格を逆指値買い注文の、
トリガー価格に応用することは絶対に出来ないのです。

 

誰でも簡単に応用できるポイント

前章で、
「価格チャート自体を分析できるオーソドックスな能力」
と言いましたが、

最も基本的な考え方は、
1本前の足の高値と安値を越えるかどうか、に尽きます。

と言うと、
5分足でも使えますか?
1分足だと全く使えないのですが・・・?

などという声が聞こえてきそうですが、
方向性という観点で言えば、

前回の高値を越えれば上昇
前回の安値を割れれば下落

と言うのは定理ですから、
最も細かい単位で言うとすれば、

1本前の足の
高値を越えれば逆指値買い
安値を割れれば逆指値売り
という理論が成り立ち、

1本前の足の高値と安値がトリガー価格になります。

つまり、
ここでの高値はレジスタンス
ここでの安値はサポート
として捉える訳ですね。

 
もちろん、こんな簡単なルールで
どんな銘柄でも、どんな足でも、収益になれば良いわけですが、

その後の対応や、損切りの置き方によって
結果は異なるため、
全てを網羅できる売買プランを立てられる力が、
どうしても必要でしょう。

 
ただこれだけは言える点として、
どんな期間の足でも、本当にモーメントが発生した相場は、
この簡単な捉え方が継続しやすいことも事実で、

上昇相場に押し目なし
下落相場に戻りなし

と言われる所以なのだと思います。

 
 
浅野敏郎

P.S.
そういえばタイトルにあるリーブオーダーとは、
予め市場へ出すことが出来る(予約できる)注文のことです。
基本的には指値と逆指値しかなく、
指値は英語でリミット、逆指値はストップと言うのが一般的です。

 
—<<<編集部よりおススメ>>>—

 
為替と株の大きな違いは???

為替は取引に耐えうる通貨ペアが非常に限定的
である一方、

株は国内銘柄だけでも数千という種類があり
例え日経平均が下げていても、
個別要因で上昇している銘柄は、意外とあります。

言い換えると、

そんな銘柄を数千の中から探し出す
という労力が株には負担としてのしかかる…

と言っても過言ではありません。

 
一般論として、
割安な株は購入後に上がる確率が高い
というのは事実でしょう。

しかし、割安という基準は場合によって曖昧で、
数千もの銘柄から割安株を精査するだけで
四半期が過ぎてしまっては、本末転倒ですね。

 
 
そこでもし、
3分で割安な銘柄を見つける方法があれば、
もしかすると毎日でも可能かもしれません。

とは言え、割安な銘柄なら
何を買っても良いという訳でもなく、

この部分にこそ、一辺倒な手法だけでは難しい極意
が隠されていると思うのです。

 
つまり、ある程度の精度があれば
「絞り込み」は短時間で済ませ、

その中から何を取引するのか?
こそがノウハウであり、

その両輪が備わっていないと、
株式投資では、なかなか結果を出せない
という事になりそうです。

 
 
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  • コメント ( 1 )

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  1. 乾坤一擲

    (*_*)トランプさんいい加減壁諦めたらいいのに。沽券に関わるのでしょうか?米国民はそんなにこだわってるのかしら。
    逆指値、、、前の高値にたくさんの売りが集まって抵抗軍を組織している。
    そこを超えていくとトレンドに乗れるかもしれない。
    言葉にすると簡単そうですが、流れに巻き込まれると見失いそうな気がします(^^;

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