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日本株と米国株の関係

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
日本市場は3連休明けの相場となりますね。
日本市場の動向は、米国市場の動きが鍵となりますが、
今、米国は中国との貿易摩擦の長期化が懸念されています。

 
日本にとっては、
この米中貿易摩擦の問題は
日本市場に影響を与える可能性がありますので
引き続き注目していきたいところです。

 
このことも踏まえて、
先週の日本市場について分析し、
今後の相場見通しをお伝えしたいと思います。

 

日経平均は50日線でブレーキも流れは悪くない

 
shisei_man_good

 
先々週の日経平均は+15円高と何とか上昇を保ったものの、
TOPIXは▲0.1%安と反落していました。

 
そして先週も小幅に一進一退と、
方向感の乏しい推移が続いたのでしたが、
最終8日(金)の日経平均は▲418円安と
大きく下げて終わりました。

 
週間の日経平均は金曜の大幅安が効いて
▲455円安となり、大発会の1営業日のみだった
今年最初の週以来の反落となりました。

 
なお、TOPIXの週間下げ幅は日経平均に比べて限定的で、
年初来でも+3.0%と、日経平均の同+1.6%を上回ります。
東証リート指数は年初来+3.4%高であり、

 
欧米や豪州、香港においてもリートは
株価指数を上回る形となっています。
背景にはFRBの緩和的な金利スタンスへの変更があります。

 
日本も主要な決算発表を大方終え、
通期予想については据え置く企業が多い中で、
下方修正もかなり出ています。

 
ただし下方修正で株価が下がるとは限らず、
出尽くしで上昇する銘柄も多くあります。

 
利益額で1位、2位を争うトヨタとソフトバンクは
第3四半期までしっかりした増益で推移し、
その他商社、通信、陸運、家電の利益額上位銘柄も
通期予想は据え置きか増益が殆どです。

 
上位がしっかりしていることから、
通期の日本企業全体では、過去最高益だった
前年並みで着地するでしょう。

 
日経平均の一株予想利益でみると、
決算発表前の段階では1,720円台で推移していましたが、
最新では1,745円と少し膨らんでいます。

 
直近終値に対してPER11.6倍と、
依然割安な状態が続いています。

 
米国に比べ出遅れている日経平均は、
200日線にまだ遠く、その手前の
50日線が壁となって跳ね返されました。

 
しかし200日線をキープしているダウが
この先上に放たれれば、おのずと日本株も
50日線を超えていけるはずです。

 
平均線の節目で一度くらい弾かれることは
良くあることで、二度目のトライで抜けられるか、
ここから正念場を迎えます。

 
反対に50日線が壁となって再び沈んで行くようなら、
日経平均もTOPIXに続き長期下落転換確定となってしまい、
やはりここは正念場と言える場面です。

 
それでは、
今日も1日頑張りましょう(^^)/

 
―戸松信博

 

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  • コメント ( 2 )

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  1. 沼本昌平

    日米間の株式市場の違いがないようなことになるとわれわれにとってもいい事だと思います。

    • 信博戸松

      沼本 様

      コメントありがとうございます!
      今は米国の動向に日本や他の海外市場も追随する形になっています。
      ただ、今後も同様の動きをするかは分かりませんので、
      経過を観察していく必要があると思います。

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