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資金管理への一提案

「投資の学校」浅野敏郎
From実家の勉強部屋より

 
本日は実家の父親の面倒を見るために
平日にお休みをいただき、
このブログを実家で書いています。

ただ、ネット環境が壊滅しており、
時間通りにお送りできない可能性が高い
ことが今判明しました。
おそらく定時にアップすることは
かなり難しくなりました。

とりあえず原稿を書くだけ書き、
これから一旦自宅へ戻り
どうにか公開してみようかと思います。

ところで今日のテーマですが、
トレードを行う際に
一番といって良いくらい重要なポイントとして
資金管理が良く取沙汰されます。

 
実は資金管理というのは非常に広範囲で
ポジション量を決める側面や、
損失額をどのように管理するかという側面など
一概に言うのは難しいのですが、

最終的には損失を管理するのが資金管理
とするなら、
どうするのが一番合理的かを提案してみたい
と思います。

——————————–

おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

冒頭にも述べたように、
現在の自分は大変な状況に陥っているわけですが、
それだけ実家のことを放置していたことは事実で、
反省するばかりです。

これを教訓に、定期的に様子を見に行くなど
少しずつ改善していきたいと思います。

———————————

さて、
資金5万円のFX投資家も
資金10億円の株投資家も、
個人投資家であれば、
リスクコントロールは重要な問題です。

一般的なコントロール手法として
資金額からの割合・・・たとえば2%を
損切の目安などとする方法がありますが、
取引額の定義が明確でない場合、
取り組み方が随分違ってきます。

 
つまり100万円が投資資金だとして
2%は2万円です。

ドル円の買い取引を想定した場合、取引額が

・10万ドルなら20銭下げれば損失額に到達し
・1万ドルなら2円下げてやっと損失額に到達する

ことになり、
これを同じ損失管理というのは無理があります。

確かに到達した場合の損失額は同じという点では
そうなのかもしれませんが、

もし相場が50銭下げた後に2円上昇したとすれば、
実際に損失を計上したのは10万ドルの方だけで、
1万ドルだと利益にまで結びつけられたことになり、
資金との割合だけで管理する方法には
こうした「ばらつき」がどうしても出てしまいます。

 
そこで、
もし我々がトレードを主体に相場と向き合う場合、
(トレードとは、決済を前提に、比較的短い期間の
損益にこだわる手法とします)

多くの方は、チャートを分析して
エントリーやイグジットのタイミングを
測っているはずですが、

損失を管理する場合も、
資金額という各投資家の都合から導くのではなく、
チャートが示す値動きで管理したほうが合理的だと思います。

 
例えば、もしドル円相場で
105円にサポートがあると分析したのなら
その少し手前の105.20円で買い、
サポート割り込んで104.75円を付けるようなら損切り
というモデルを前提にして、

1万ドルの取引なら4,500円、
10万ドルの取引なら45,000円の損失を覚悟するか、

10万ドルの取引でも、もっと損失を抑えたいなら
105.10円でエントリーする、或いは
損切を104.80円に上げる、とか、

取引額を5万ドルにした場合はどのくらい損切額を減らせるか?
という形で様々な調整ができます。

 
もちろん、2万円なら2万円という資金の都合からでも、
チャートを主体に考えれば、
自ずと取引額が決まったり、
エントリーから損切までの値幅が決まってきますから、

買いが強いと思えば、
早めにエントリーして損切ポイントを引き上げたり、
売りが強いと思えば、
サポートギリギリでエントリーして
その分、損切ポイントを引き下げるなど
相場に応じた柔軟な対応ができますし、

そもそも2万円という損切額が大き過ぎるのであれば
1万円ならどんな組み合わせがあるか?
といった対応も可能なのは大きなメリットです。

つまり、相場の状況に応じて極めて柔軟な管理が可能
だという訳ですね。

 
最後になりますが、
同じチャート分析でも、
オシレーターやトレンド系の交差を利用する場合、
それ自体に価格情報がなかったり、
交差した時の価格を予め断定しにくい場合が多く、
つまりは損切価格も予め導けないため、

出たとこ勝負でエントリー価格が決まり、
そこから2万円分の損切価格が決まることになります。

そうなると、
サポートの手前で手仕舞いとなって、
その後はサポート通り相場が上昇したり、

レジスタンス間際で買いとなり、
中途半端な水準が損切価格になってしまうなど、
ここまで述べてきたような柔軟で合理的な損失管理は、
基本的に難しくなります。

予め相場を開始価格と決済価格で捉えられる
本来のチャート分析は、
イグジットでも同じように対応できるため、
ある意味では「収益管理」にもつながる考え方
とも言える点は、
非常に応用価値も高いのではないでしょうか。

 
 
浅野敏郎

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  • コメント ( 2 )

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  1. 渡辺操

    お世話になります。毎回の浅野先生の角度を変えた裁量を加えた解説は、なるほどそう言ったことなのかと納得するお話で楽しみです。

    • 浅野敏郎

      渡辺操 様、

      コメントをお寄せ頂き、ありがとうございます。
      楽しみにしていただけているのでしたら本望です!

      今回のお話は、そもそも論とでも言いましょうか、
      チャート分析は幾らを上回る(下回る)と、
      先ずはどこまで上がるか(下がるか)を価格で測る作業
      だと考えています。

      これを予想という論調も確かにありまして、
      実際に行くかどうかは相場のみぞ知る
      と言うのも確かなのですが、
      それを言ってしまうと、相場全てがそうなってしまい、
      行動を起こすことすら難しくなってしまいます。

      オシレーター分析などのように、
      価格で示せない方法はあくまで補助として使われていたはずで、
      これを中心におくと余計に複雑になってしまうと
      思っています。

      目標価格や損切価格はあくまで初動時の目論見であって、
      その後の相場に合わせて対応するのが当然と考えるべきで、
      損切注文をトレールしたり、
      上昇率(速度)が想定より遅いようなら、
      利益確定水準も動かして、相場を迎えに行く操作も重要です。

      それができるのが相場でして、
      ギャンブルは始まってしまうと変更ができないのとは
      わけが違います。
      最初に三連単を買ってしまうと、終わるまで変更できませんが、
      相場は途中でどうにでもなるのです。
      (開始価格だけは無理ですが・・・)
      変更しなければ逆に、
      ストップの方ばかりが付いてしまうことにも成りかねませんね。

      私なども、想定できる損切水準が深すぎる場合は、
      最初から取り合わないことなどしょっちゅうですし、
      高値更新しても、1~2日間たっても伸びない場合は
      10円のプロフィットで止めることもあります(笑)!

      また、コメントをお待ちしております。
      今後ともよろしくお願い致します。

      浅野敏郎

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