
From:小次郎講師
自宅の書斎より……
おはようございます。
小次郎講師です。
2020年大きなイベントとして今注目されている
アメリカの大統領選挙についてお話しします。
皆さんは
2月にはアメリカでは予備選挙が行われていることをご存知でしょうか?
予備選挙とは、
アメリカにある2つの大きな政党、
共和党、民主党から候補者を決める選挙です。
共和党はほぼトランプ大統領で決まりです。
もちろん、トランプ大統領より素晴らしい人が出れば、
ほかの人が候補者になるという事がないではないですが、
ほとんどアメリカの大統領は8年(2期)は大統領をやるので
現職大統領であるトランプさんがやはり強いですね。
そして民主党は、何十人からスタートして、
ふるい落とされて今現在は7~8人くらいでしょうか?
絞られてきております。
その絞られていく予備選挙が2月から行われていますが、
今年は開幕から波乱が起こりました。
最初のアイオアでしたか、
1位と2位が僅差、1位と2位が0.何パーセントの僅差だったのですが、
集計がおかしい、集計が間違っているなどで集計やり直しがあり、
民主党はそれで大きな信用を失いました。
大統領選挙は
スタートから民主党が躓いてのスタートになりました。
ここで皆さんに覚えてほしい言葉があります。
『スーパーチューズデー』
直訳すると「すごい火曜日です」w
何がすごい火曜日かといいますと……。
その日、火曜日に予備選がいろんな州でまとまって行われます。
そして3月3日(火)は相当候補者が絞られてきます。
そこからの流れとして、
7~8月に民主党、共和党のそれぞれの候補者が決まりまして
9~10月は候補者同士、
共和党のトランプ大統領、民主党のだれか
この2人の討論会が各地で行われまして、
そして11月いよいよ大統領選挙になります。
そんな今年の大統領選は11月3日に行われます。
この11月3日も火曜日です。
余談ですが、アメリカの重要なイベントはよく火曜日に行われております。
その理由として、休日といえば日曜を思い浮かべる方が多いかと思います。
まず日曜日は教会に行く習慣があります。
そして月曜日にやる場合、アメリカの広大な土地では、
投票場までいくのに時間がかかる方がたくさんおられます。
その移動時間も考慮されたうえで火曜日に重要なイベント多いようです。
話を戻しましょう。
節目節目の予備選で、
あの候補が勝ちそうだ、この候補が勝ちそうだなということがあり
その候補の政策により、株が上がったり下がったりします。
そして11月3日(火)は運命の分かれ目です。
ちなみに11月3日、日本はお休みですね。
お休みなので関係ないという事はなく、
日本時間では11月4日が重要になってきます。
11月3日に投票します。その投票を開票していくのは
アメリカ時間11月3日の夜になります。
日本時間では11月4日の朝になります。
つまり、
開票している最中に市場がオープンしているのは日本市場です。
アメリカの夜のうちに投票が終わりますから、
日本市場は、誰が大統領になりそうだという結果によって、
市場が上がったり下がったりします。
前回の大統領選挙では予想を覆す意味合いで
日本市場は午前中大暴落しました。
日経平均が1000円ほど下がりました。
「となるとアメリカはどれくらい下がったのだろう?」
と思われる方もいるでしょうが、
あくまで暴落したのは日本市場の話です。
アメリカ市場は大統領が決まったその瞬間から株が上がっていきました。
そこから1月くらいまでは一気に株が上がっていきました。
トランプフィーバーが起こりました。
となると大統領選挙の影響を受けるのは日本市場です。
11月4日、立会のスタート時からもう、日本市場はアメリカ大統領選挙の旋風で
株価が乱高下することを覚えておく必要があるでしょう……。
―小次郎講師
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