「待てない」あなたへ…逆に動く型を決めよう

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
ここ数回にわたって、
本年2月下旬から始まった
いわゆる「コロナショック」相場を
ドル円チャートを使って
振り返っています。

前回は暴落までを追いかけましたが
今回はそこからの急反発相場を
追いかけます。

 
過去の振り返りだけに、
後出しジャンケンと思われても
致し方ないところはありますが、

「待つこと」の大切さから始まった
このシリーズですから、
先が見えない状態でも最低限言える事
を念頭に置いて、
説明していきたいと思います。

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おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
今週に入って連続的な晴天がやっと途切れ、
2回ほど待望の雨が降りましたが、
一向に気温が下がる気配がありません。

雨といってもゲリラ豪雨に近い模様で、
もしかすると同じ関東地方や神奈川県でも、
降った回数や程度は、
バラバラなのかも知れませんね。

 
ところで、アメリカの西海岸で発生している
大規模な山火事は今なお延焼しているようで、
被害面積の合計が40万ヘクタール以上(確か)
になったとのニュースを見ました。
東京都の約2倍だそうで、その規模に驚きです。

あちらも、異常な熱波に襲われている模様ですが、
湿気が多い日本とは違い、
熱波で乾燥した山林は延焼しやすい状態
とのことです。

この熱波は、地球温暖化が一因
とする地元の主張がある一方、
中央のトランプ大統領は、
地球温暖化説を頭から否定している事は有名で、
過去にもしばしば西海岸と対立していた記憶
があります。

「もう一度、強いアメリカを取り戻す」
のがトランプ大統領のスローガンでしたが、
米国民がなかなか同じ方向を向ききれない、
米国の内情も色々とありそうです。

———————————–

3月9日足が終わった時点の目線

この段階で、
更に下落するか、目先の安値を付けたか
を判断するのは正直、困難だと思います。

ただし、前号でも触れた様に、
下値側の目先には重要な100円が控えている
ことを把握できていれば、
何の手掛かりもなく
ここからショートを作るというメンタルは
非常に限定的です。

少なくとも
翌日の値動きが再度、101円台を目指すのか
当日足の半値付近まで戻すのか
を確認するために待ってみても良いステージ
に見えます。

加えて、
E計算値を大幅に下回った割に、
終値が計算値の近似値まで戻されたこと
に気づけていれば、
最悪でもショートを一旦は手仕舞う意識
は持てたかも知れません。

他にも、
100ポイント以上の連続陰線が
3本目で最大長になったことを考えると、
ロングの投げが一旦は入り切った相場状況を
察知できたかもしれません。

 

3月10日足について

前日9日の段階で、
先にも述べたようなイメージができていれば、
例えショートをもったまま待っていたとしても、
9日足の半値を越えた時点で、
スクエアにしておくのが良い選択だと思います。

このタイミングで、
ロングエントリーは基本的にNGではありますが
101円台を試しきれずにここまで戻した事実を見て、
目先の勢いだけを取る意識さえ持てれば
ワンチャンス狙うメンタルはあり得ました。

 
10日足が終わってこのチャートを見た場合、
判断は割れそうです。

一つは、一目均衡表を表示すれば、
ちょうど転換線まで戻した状況ですから、
下落目線でみれば、
短期的な戻しとしては納得できるところです。

ただ、4円近い乱高下の後ですから、
直ちにショートを作り直すのは早計に見え、

理論通りいくなら、
最安値更新までは待つべき相場に見えます。
(その前に待っている間に、
別のエントリーポイントが出来る可能性はあり、
何が何でも最安値更新まで待つ、
ということではありません。)

 
一方、ここまで戻した以上は、
この下落も一旦は終了という見方もできます。

ただし、
この大きな下落波動の半値(基準線)までは
さほどの値幅は残っていない事を考えると、
ロングを意識したとしても
今すぐにエントリーするステージではありません。

少なくともこの2日間でできた、
上昇リバーサルの半値押し前後で押し目買いし、
最安値更新で損切り
という戦略あたりが無難な気がします。

いずれにしても、
下値で十分な揉み合いがないまま反発しても
そう長くは続かないという想定は重要で、

実際に戻りの限界が見えた場合、
暫くはこの間で揉み合うという想定が、
最も適切なステージだと思います。

 

3月12日足について

上下に長いヒゲを付け
ちょうど半値辺りで終わった足はまさに、
揉み合いを予感させる象徴となりました。

実際は、
先に下値を試した後に上値を付ける展開でしたが、
最安値からの値動きを追ってみると
揉み合いに近い上昇のN波動を作っており、
若干ですが、
市場にはドル買いに対して強気が芽生えたようです。

 
ボラティリティが高いため、
値動きがいちいち気になる局面ですが、
どちらにエントリーしてもストップ水準が遠く、
もう少し待つべきステージであることは確かです。

前述したように、早めにロング目線になった場合は
既にエントリーできていることに加えて、
含み益が出ている格好です。

 

3月13日の大陽線で思う事

結果的に一発で基準線を大きく越え、
前日確認したN波動のN計算値を達成する値動き
となったことで、
下落の大相場は終焉した感じがします。

勢いがあった暴落相場でしたが、
基準線を越えて戻した以上は、
これで下落の再開が難しくなった反面で、

最高値まで全戻しとなったとしても、
基準線は水平を維持し好転もできない状況は
大きな揉み合い以外の何ものでもありません。

したがって、短期的にとったロングも、
一旦は決済するタイミングに見えます。

一方、
ここまでショート目線を維持していたとしても、
基準線を妄信して戻り売りさえしていなければ、
反落の兆しすらないこの場面で
ショートにする機会は逆になかったと思います。

 
この日が終わった時点で想定すべきことは、
基準線まで押した場合の値動きには注目する
程度ではないか?と思います。

3月19日の大陽線について

ここまでの数本の値動きは、
正に基準線を中心に値動きが荒い乱高下
になりました。

前日までの時点で、
それまでかろうじて残っていた下落目線は
完全に消え、
日足ですら好転していない状況下での上昇も
信頼が置けない、
といった文字通り様子見の相場で、
実際にこの19日の上昇と勢いは、
完全に予測不能だったことを覚えています。

19日が終わった時点で唯一の注目点は
全戻しをするのかどうか?しかなく、
現時点でのアクションに関しては
全くのノーアイデアが正解に見えます。

ただ、
もし高値更新ができないまま反落した場合、
揉み合い相場を念頭に置きながら、
ショート戦略をイメージすべきタイミングで、
損切りはもちろん最高値更新が順当です。

では全戻しに対して、
どんな尺度でどんな判断をすべきか?
についてですが、

既に値幅に対する目標は、
「ここまでの高値」である112.23円で
決まっています。

残すは、V波動で学んだように、
下落に要した時間の13日に対して
上昇も13日というのが目安になります。

つまり、既に9日が経過しているので、
あと4日間の間に全戻しが出来るかどうか
という状況でした。

 

3月26日の陰線の意義

前日25日足で安値から13日が終わり、
結果としては最高値を更新できないまま、

更には、この4日間の揉み合い高値を
初めて更新できずに
狭いレンジの十字足を作った直後の下落
というところに意義があります。

つまり、
下落に要した時間を上昇に使い切り、
それでも上げきれなかったことで、
一旦はここまでの上昇が終わる可能性が
示唆されていました。

勿論、時間的な対等が終了した直後に、
どちらへ振れるかは
これだけで一概に予測はできませんが、

終了した途端に大きめに下振れた事実は、
少なくとも次は下値を試すと推測するのに
充分な材料でした。

 
この反落の局面で、もし取り組むとすれば
26日の寄り付きでショートエントリーし、
損切りは最高値裏の月足MID2越えに構える
という戦略が一番順当に見えます。

確かに、明確に反落を示す材料は、
26日の寄り付き時点で見当たりませんが、
これだけの材料があれば、
ややギャンブル的な側面があっても、
賭す価値は十分あったように思います。

 
26日足が終わった時点での判断としては、
唯一、転換線が好転している中での下落を
信じられるかどうかに尽きますが、

ここまでの上昇自体が、
基準線に全く影響しなかったことを考えれば、
揉み合いの中での上昇だったと考えられ、

揉み合いを前提にすれば、
この下落に対しても同じことが言えますから、
戻り売りでワンチャンス狙う選択肢は
充分にあった局面に見えます。

ショートを持つうえで注目すべきポイントは、
これから受動的に上昇する転換線前後の値動きで、

その次に重要なのは、
大きな揉み合いの中心となることが証明された
基準線までの値動きに尽きると思います。

 
最後に、
今回でコロナショック相場以降の振り返りを
終わる予定でしたが、
想像以上にチェックポイントがあり
あまり前進できませんでした。

とにかく現在に至るところまでは
追いかけてみたいと思います。

 
 
浅野敏郎

P.S.
来週ですが、どうしても外せない予定があります。
事前に執筆できるようであれば更新しますが、
お休みを頂く可能性が高い状況です。

実は、来週となる9月1週目の値動きは、
注目に値すると考えており、
今のところ上下どちらもあり得る感じですが

ドルが売られるリスクの方がやや高いと考えています。

 
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