浅野敏郎のブログ

ドル金利上昇でドル安?GDP縮小で株高??

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「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
 
先週は配信できず大変失礼いたしました。
心よりお詫びいたします。

さて、日経平均株価が
念願の30,000円台に乗せています。

終値ベースでも大台に乗せてから
丸3日間が経過しようとしていますが、
想定以上に底堅く推移しています。

個人的には、
大台を付けた後はそれなりの押しが入る…
と考えていたのですが、
実際は確かに
若干は上値が重くなりつつあるものの、

30,000円割れを試すような動きは
今のところ見られません。

 
30年ぶりの30000円台とはいえ、
値ごろ感で売りから入るのは厳禁にみえる
ステージですが、
さすがに
年初から10%以上も値上がりしているせいか、
一部のデータによれば
出来高はさほど盛り上がっておらず、

売り優勢となった際の買い手となる受け皿は
益々容量が小さくなってく可能性がありそうです。

———————————-

おはようございます。
今週も早や金曜日がやってまいりました。

 
オリンピック大会組織委員会の会長を務めていた
森元首相が失言問題から職を辞任し
マスコミはその一部始終を
大騒ぎで報じていましたが、

後任問題も同じ程度の騒動へと発展し、
残念ですが大会そのものを危ぶむ声すら
聞こえてくるようになりました。

 
そもそもの女性蔑視問題ですが、
当初は確かに「またか…」とは思いましたが、
このような問題に発展したのはやや意外だった
と思うと共に、

角度を変えて見ると、
社会的問題にもなっている「イジメ」のように
映ってしまったのは私だけでしょうか。

 
確かに、
大会のスローガンに反したような
発言を会長自らがしてしまった罪は
軽くはないと思いますが、

それに群がったアンチ報道に至っては、
SNSでの誹謗中傷と一体なにが大きく違うのか
今一つ伝わってこなかった自分がいました。

偏見と言ってしまえばそれで終わる内容
にも思えますが
(偏見を口に出してよいとは言いませんが)

矛先を向けられた女性の中には、
「話が長い男だっている!」とか
「私は女だけど話は長くない!」と、
一笑に付した方々も多くいらしたと思います。

 
結局は辞任に追い込んだ挙句、
今度は後任問題にも口をはさむ様は、
「もっと他に報道するネタは無いの?」
と言いたくもなります。

突然の辞任ですから、
そう簡単に後任が決まるはずも無いでしょうし、
後先考えずに感情的に煽った当然の結果とも
言えないでしょうかね。

 
心配しているのは、こうしたバッシング風潮が
『善』となることです。

人一人の首を挿げ替えるのに躍起になるより、
まずは、
そもそもの男女不平等のレッテルを
いかになくして真の平等社会を作るか、
少なくとも当時者国家の我々こそ今、
真剣に考えるべきタイミングに思えます。

————————————-

さて、
相場も人気もすっかり株式市場に持っていかれ、
為替は今一つ勢いを感じない中、
めぼしい通貨のレビューもしてしまったので、
私も材料難に陥っています。

そんな中で、
過去2回のブログを読んでいただければ
お分かりかと思いますが、
個人的にはトレードの中心テーマを「ドル安」
に置いています。

ドルの長期金利が上昇気味に推移しているのに
なぜ?

とのご指摘を受けそうですが、
今回はその辺りをご説明いたします。

勿論、物事には表があれば裏があるように
自分の持論が絶対だとは毛頭思いませんが、
裏を考えた上で辿り着いた結果
だと思っていただければ幸いです。

ドルの長期金利上昇について

まず国債と利回りの関係ですが、
既にご存じの方も多いと思いますが、
債券価格が…
上昇すれば利回りは低下し、
下落すれば利回りは上昇します。

米国10年債利回りは、2020年3月に瞬間
0.4%を割り込んで以降0.5%台を底値に、
8月以降は底堅く推移して
2021年の直近では1.3%まで上昇しています。

 
コロナ禍対策で実質ゼロ金利政策にして、
短期金利を抑えた後、
経済対策として多額の費用を充てたことで、
その財源を国債でまかなうために
大量の債券が発行されるとの想定から
債券価格が低下したことで、
その裏腹となる利回りが上昇している

というのが基本的な構造に思えます。

 
また、コロナ感染が世界的に蔓延したことで、
腐っても鯛的に買われて一時的に急伸した
(これも蔑視になりますかね)
米債の買い意欲の巻き戻し…
とも考えられそうですが、

いずれにしても、
債券での運用が困難になった結果、
カネ余りの代表的な表現である過剰流動性は
運用先を求めて移動を始めているのも
一因かと思います。

ではその過剰流動性はどこへ行くのでしょうか。

上昇を続ける米株市場

米国株式市場は、コロナショック以前から、
実は底堅く推移していた経緯があります。

勿論、一言では言い尽くせないものの、
米国企業の自社株買いが一要因であったことは
間違いないと思います。

コロナショックは
短期間での下落記録を打ち立てたように
相当な暴落ではありましたが、
逆にコロナの影響が長引いいた場合、
ITに強い米企業の評価が高まることになり、

それを織り込んだ過剰流動性が
米株市場へ流れ込んでいる可能性は、
非常に高いと思います。

雇用やGDPなど米国のマクロを見てみると
決して明るくはなく、
株価上昇に疑問を抱くのは当然にも思えますが、

相場が上昇している以上は運用益を求めて
過剰流動性が動くのは仕方ない事実なのでしょう。

コロナショックの乱高下は
ダウで10000ドル以上もあり、実に30%もの
変動があったことにも代表される通り、

証券投資はリスク資産の一翼を成すものと
捉えられています。

世界的な移動が停止中でもオイルが上昇

リスク資産のもう片翼を成す市場として、
かつては商品市場がありました。

産出量に限界がある商品市場はどれも、
投機的に動きやすい側面があり、
株式市場よりも
リスクが大きいとする時代もあったようですが、

オイルの勢力図が大きく変わった現在、
今後予想される食糧問題関連の食品は別に、
商品指数に入るその他の商品は
ドルの強弱に連動しやすくなった印象です。

 
最近の原油相場に関して、
いまだに産油国の事情や需給を
切り口とする文面が見受けられるため、

例えば脱炭素エネルギー化が
世界中で現実味を帯びる中での値上がりが
不思議に思える局面もありますが、

ドルの価値が低くなれば当然、
相対の商品価格は上昇しますから、
現状はその影響が中心だと、
言えなくもありません。

ゴールドの変動要因と非常に近い可能性があり、
もっと言えば、
暗号資産などもそうだと考えています。

自分なりの結論として

本当の意味で正解かどうかは
神のみぞ知るところだとは思いますが、

資金の流れは偶然なのか、
いわゆる「グレートローテーション」と
同じ状況になっており、

その正循環が暫く続きそうだというのが
現在の相場状況だと考えています。

 
グレートローテーションとは、
安全資産からリスク資産へと
資金が還流する状況を指し、

具体的には債券市場から株式市場や
商品市場に資金が動くこと
だと言えそうですが、

端的に言い切ってしまうと、
「ドル売り・その他買い」という図式に
なってしまうのかもしれません。

そんなわけで、
私の為替相場に対するドル安目線も
基本的にはこれが根拠となっています。

 
 
浅野敏郎
P.S.
今回は文章のみとなりました。
実際の値動きなどはチャートでご確認
いただければと思います。

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コメント

  1. ヒロリン より:

    いつも配信を拝見させてもらっています。
    浅野先生のブログはデータ分析で裏付けた論理や展望については、なるほどと思い感心し、とても勉強になります(たまに内容が難しかったりするのですが)。最近は特に米国のドルやダウの動向は気になっています。

    また今回は冒頭の森元会長の発言問題については、全くの同意見だったのでコメントさせて頂きました。
    全員が全員森さんバッシングで、擁護するコメンテーターがいたら袋叩きに合うのでしょうね。
    もし、森さんが自殺してしまったら、猛非難していた人は何と言うのでしょうか?
    海外の反応も過剰に厳しいのには驚きました。まだまだ日本での女性の地位が低いのは良くはないですが、女性を奴隷のように扱ったり、暴力を振るったり、身分をランク付けするような国の政治家を非難するするべきだと思います。

    今後ともブログの方、よろしくお願いいたします。

    1. 浅野敏郎 より:

      ヒロリン様、

      はじめまして、でよろしかったでしょうか。
      この度はコメントをいただき、ありがとうございます。
      また、返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。

      本日2月26日は前日のダウ下落を受けて、
      日経平均も大きく下げました。
      ちょっとリアクションが急で、
      月末要因もあったのかとは思いますが、
      それだけ市場が偏っていた、ということで、
      健全な値動きではないでしょうか。

      さて、意外なところで共感いただき、
      どんな話題が皆様と共有できるのか、
      本当に面白いです。

      記憶では、世界的な問題に発展したのは
      NYK TIMES社の電子版記事がきっかけだったかと思いますが、
      大統領交代劇の一部始終を見ても、
      自国のことは棚の奥にしっかりとしまい込んでいるところは、
      哀れです。アメリカこそ差別大国なのに…ですね。
      まあ、そんな状況から目をそらす目的もあったのかもしれません。

      周りの攻撃も確かに無責任で酷かったですが、
      これもコロナ自粛のフラストレーションか…?とも思い、
      そうだとしたら、
      少なくとも投資には向かないメンタルかも知れません。

      会長交代劇で「瓢箪からコマ」だったのは、
      次期会長の橋本聖子氏の覚悟が男前だったことで、
      (女性に対して男前とはこれも差別用語になりかねませんが)
      正直、惚れました!(笑)

      大会は是非とも開催され、成功して欲しいと応援いたします。
      そのためにもあと少し、自粛を頑張りたいと思います。

      またのコメントを是非、お待ちしております。

      浅野敏郎

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