【2023年7月31日】江守哲のコモディティコメント
こんにちは、江守哲です。
少し間が空いてしまいましたが、コモディティのコメントです。
ゴールドは次の上昇に備える動きのように見えます。
FOMCなど中銀ウィークが先週で終わり、通常モードに入ってきました。
インフレ率の低下がみられ始めており、FRBによる利上げの可能性は徐々に低下するでしょう。
そうなると、米金利の低下とドル安で、ゴールドは上げやすくなります。
週末の米雇用統計の結果次第では、上向く可能性がありそうです。
そうなったときに備え、しっかりと準備しておきたいところです。
WTI原油はすでに上向き始めています。
初動で買うことができていれば、相応の収益になっていることでしょう。
いまから新規参入するのはややハードルが高いといえます。
押し目を待って買いを検討した方がよさそうです。
その場合でも、トレンドが上向いていることを確認してからにしましょう。
下げ相場に転じれば、それは押し目買いはなくなりますので、この点だけ注意しましょう。
コーンと大豆は下げ相場に転じました。
まだ初動ですので、まずポジションを保有するには良いタイミングのように見えます。
ウクライナとロシアの問題で供給懸念があり、価格は上げていましたが、織り込まれてきました。
また、米産地の高温乾燥天候による作柄への影響も織り込まれたようです。
相場としては下げに転じていますので、ショートするなら今かと思います。
私自身はショートにしました。あとは材料をみながら、下げ相場が続くかを見極めたいと思います。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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