(水上紀行)便利な5日移動平均線
こんばんは。
水上紀行です。
5日移動平均線は、相場のトレンドが継続しているか、
トレンドの終了が近づいているか、さらにトレンド転換するかを見極めるのに、
重宝する移動平均線です。
たとえば、上昇相場では、
5日移動平均線が実勢値を下から鋭角的に上昇することで
サポートしています、
この時、なんらかの理由で急落することがあっても、
5日移動平均線が上向いているうちは、下げは一時的で、
再び上昇に転ずることが多いと言えます。
しかし、5日移動平均線が実勢値に追いついてくる、
つまり実勢値が上げ渋りだしてきたら注意が必要です。
それでも、依然として5日移動平均線が上を向いている間は、
すぐには反落しません。
ところが、実勢値が横ばいを続けていると、
5日移動平均線も水平あるいは下を向き始めてくると、
要注意です。
こうなると、
5日移動平均線のサポートとしての役割は
後退します。
東京の寄り付きあるいはニューヨークの引け値が5日移動平均線を下回ってくると、
急落する可能性が一層高まりますので、要注意です。
要は、5日移動平均線が、元気よく上を向いているか、
水平ないし下向きになっていないかという点を、
日頃から注意深く見ておきますと、
次の相場の展開が見えてくると言えます。
<講師プロフィール>
水上紀行(みずかみ のりゆき)
バーニャマーケットフォーカスト代表。
1978年三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
1983年よりロンドンや東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。
東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かせる。
1995年より外資系銀行において為替ディーラー及び外国為替部長などの要職を経て、
現在は、外国為替ストラテジストとして雑誌、テレビ、ラジオなどで活躍中
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】商船三井(9104)
株価(終値):10,760
日付:3月4日
売買代金(千円):169,686,600
【2】川崎汽船(9107)
株価(終値):8,560
日付:3月4日
売買代金(千円):138,161,600
【3】トヨタ自動車(7203)
株価(終値):1,974
日付:3月4日
売買代金(千円):96,935,120
【4】住友鉱山(5713)
株価(終値):6,080
日付:3月4日
売買代金(千円):34,294,740
【5】信越化学(4063)
株価(終値):17,130
日付:3月4日
売買代金(千円):29,173,220
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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