バハレーン
こんばんは、
水上紀行です。
通常バーレーン(Baḥrayn)と呼んでいますが、
バハレーンの方が正しい発音だと聞いたことがあります。
ペルシャ湾にある金融センターです。
今は、中東の金融センターとしては、ドバイがのしていますが、
昔は、バハレーンが有名で、米銀や邦銀なども支店を出していました。
当時の、バハレーンの売りは、
土曜でも為替のトレーディングができるということでした。
ある邦銀などは、腕利きの営業担当者を現地に送り込んでいて、
実に懇切丁寧な相場状況を、国際電話で教えてくれました。
ある時、週末にニュースが入り、どうしても、ドル/円を売りたくなって、
その銀行に連絡し、2千万ドルのプライスを求めたことがありました。
出たプライスのスプレッドは、
確か50銭ぐらいだったと思います。
銀行5行ぐらいの間で玉が回るだけの話ですので、
当然リスク料を織り込んでということだと思います。
しかし、それでも売りました。
週末が明けて、結果はちゃらでしたが、
悶々として週末を過ごすよりは良かったと思います。
でも、こんな週末にトレードをするなど、
今の銀行では、コンプライアンス(法令順守)が厳しくてできません。
懐かしい思い出として、取っておきたいと思います。
水上紀行
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