【2023年7月31日】江守哲のオプションコメント
こんにちは、江守哲です。
日経平均は先週来、非常に激しく上下しています。
これまで海外勢の買いで株価は上昇してきましたが、買いが一巡すると下げました。
しかし、下値も堅く、再び浮上しました。
その後、先週末にYCC(イールドカーブコントロール)の修正の可能性が報じられました。
これを受けて、円高・株安となり、日経平均は大きく値を崩す場面がありました。
しかし、週明けの市場は一変して大幅高となりました。
円高基調が止まったことや、先週末の米国株が上昇したことが材料視されたようです。
いずれにしても、今日も上下に変動するなど、まだまだ落ち着かないようです。
今の段階で上昇・下落を想定するのは難しいといえます。
そんな中でも、私は上昇を見込んだポジションを構築しています。
具体的には、33250円のコール買いと34000円のコール売りです。
いまから参入する場合には、33500円のコールを対象とした方がよいでしょう。
買いのみの場合には、SQ日まで2週間以内ですのでロスカットの水準をあらかじめ決めておいた方がよいでしょう。
また、売りができる方は、34000円のコールを売ることで、プレミアムのコストを下げることができます。
買い1枚に対して2枚売れば、さらにコストを下げることができます。
この場合、34500円以上にならなければ、基本的には利益になるポジションです。
トライする価値はあるのではないかと思います。
過熱感は強く、通常であればプットの買いを検討したいところです。
しかし、私自身はリスクを限定したうえで、上げ相場を想定しておきたいと思います。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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