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最後は気持ち

こんばんは、矢口新です。

ドジャースの大谷翔平が3年連続、
自身4回目の「最優秀選手賞(MVA)」に輝いた。
また、リーグ優勝決定シリーズ第4戦で見せた
「3本塁打&10奪三振」のパフォーマンスが、
2025年の「伝説的瞬間」にも選ばれるなど、
他の多くの賞にも輝いた。

一方、山本由伸はサイヤング賞こそ逃したが、
ワールドシリーズのMVAに輝いた。
ドジャース4勝のうちの3勝を上げ、
うち1勝は完投勝利だったことで、他を圧倒した。
同一ワールドシリーズでの3勝は、
2001年のランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)以来
24年ぶりだとのことで、
しかもすべてがアウェイでの勝利だった。

今年のワールドシリーズは、
例年にも増して見応えのあるものだった。
ドジャースとブルージェイズの力が拮抗しており、
何度か延長戦にもつれるなど、緊張感のある好プレーの連続だったからだ。
私はドジャースを応援していたが、
途中からどっちが勝っても満足するような気持になってきていた。

以下に最終第7戦のハイライトを紹介するが、
ここには野球の魅力が詰まっていると言える。

参照:Dodgers vs. Blue Jays World Series Game 7 Highlights (11/1/25)

今になってこのビデオを見ていると、
両チームの誰もが献身的にプレーしていることが感じられる。
勝負は紙一重でどちらが勝ってもおかしくはなかった。
それでも、最後は勝者と敗者とに分かれる。

同じようなことは、テニスの試合でもよく感じる。
4大大会(グランドスラム)の史上最も長くかかった試合を
AIに聞くと、2012年のオーストラリア・オープンの
男子シングルス決勝での、ノバク・ジョコビッチと
ラファエル・ナダルの試合だそうで、
5時間53分だとのことだ。
フルマラソン世界記録の3回分近い長さとなる。

これはフルセット、タイブレーク、デュースの連続で、
力や技術に大きな差があればこんなに長くはならない。
それでも、最後には勝者と敗者とに分かれるのだ。

同じことは、卓球やバトミントンでも、
スカッシュでも、バレーボールでも、時間制限がなく
勝敗を決めるスポーツには当て嵌まる。
柔道でも阿部一二三と丸山城志郎の「令和の巌流島決戦」では、
どちらが勝ってもおかしくはなかった。

相場の勝負でも同じことが言える。
知識や技術が必要なのは言うまでもないが、
最後は気持ちが決めるのだ。

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