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相場において唯一いえること

こんばんは、
浅野敏郎です。

我々のように相場に関わっていると
全てのグラフが相場に見えてしまう時があります。

また、
「一目見ただけで、君に惚れ込んでしまったよ!」
といった恋愛ドラマに出てきそうなセリフでも、

文字で見てしまうと、最初はつい、
「いちもく見ただけで…」
と黙読してしまうことって…、ありませんか!?

うんうん…と相槌(あいづち)をうってしまったあなた…
かなりの病気かもしれませんよ!

ということで
今日は一般的に難しいとされる、
一目均衡表についてお話ししたいと思いますが、

一般的な連想を、相場にも適応した側面があり、
直近の塊が26日間だったから、
今回の塊も26日間で考えてみると、
この金曜日が26日目になる…というような考え方をします。

相場は上がるか下がるか分からない
とよく言われ、それはその通りだと思います。
なぜなら、
相場を価格の上下だけでみてしまうと、
確かに分からないのは本当なのですが、

相場を時間で見てみると、
ここまでは下落や上昇が続く可能性があるとか
ここまでは基本的には揉み合うかもしれないという
見当を付けることは誰でも十分可能です。

だから何なの?

という声が聞こえてきそうですが、
収益が出れば出たで、どこまで上がるだろう?
と心配になったとき、

ニューヨーク・ダウのように
新高値を更新している相場などは特に、
値段は分からないとしても、

直近で17日間上昇したのだから、
もしかすると17日まであと2日間、
上昇してもおかしくない…と思えれば、
その当日の値動きをより詳しく見るということくらいは
誰でもできると思いますし、

もし反動と思える値動きになれば、
見当をつけていたからこそ、
一旦は利益を確定するなどの行動が
取りやすくなると思います。

三世一目山人こと細田哲生 先生いわく、
「値段はどう動くか分からないとしても、
唯一言えることは、時間は必ず過ぎてくる。」

ここ数年で一番、「なるほど!」と思えた、
心に残る一言でした。

浅野敏郎

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