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オカルト現象の多くは勘違い…らしい

こんばんは、
投資の学校の浅野敏郎です。

最近は涼しい日が続き、
夏の終わりを感じますね。

ところで夏と言えば、
怪談話が一種の風物詩でもありますが、
私は結構引きずってしまうので…苦手です。

原因が分からない不思議な出来事を超常現象として、
その原因を例えば霊や鬼の仕業にしてしまえば、
ある意味の結論には至りますが、
(結論というよりは落ちですかね?)

こうした捉え方のせいで、
「えっ?」と思う出来事を
安易に超常現象として考えてしまうと結局、
霊の仕業を連想して恐怖となる…というのが
思考のシナリオなのかも知れません。

そういえば投資の世界にも、
「金銭を失うどころか、身包み剝がされるのが落ち」
といった類の日本特有?の伝説が存在しますね。

もちろん、投資話のような顔をした詐欺は実在して、
多くの被害を出しているのは事実のようですが、

対抗できる知識もないまま、
そんな話に引っ掛からないようにするためには

投資話=怖い話

として伝え次ぐしかなかった…というところでしょう。
面倒くさい勉強はしないほうが楽ですもんね。

実際のところ、
ふた昔以上前の一般投資市場の環境は、
一部を除いて悲惨な時代がありました。

以下は実話ですが、

私が社会人になった1980年代中盤ですら
「当社で取引してくれれば、最初の取引だけ
必ず50円の利益を保証する。
1000枚取引すれば、5万円が儲かる話だ!」

と、話を持ちかけてきた商品先物会社があったり、

「今は小麦が史上最安値を更新している。
生活必需品だから買っておけば必ず上がる。」

といった別の業者もいました。

小麦の円相場が下落していたのは
当時の超円高が要因としか言えないにも関わらずです。

私はたまたま為替業界にいたので、
日本が腰を入れて
ドル売り介入をしていたことも知っていましたから、

円高はまだまだ続くとしか言えない状況下で
小麦の円相場が直ぐに上昇するはずがないと
理解できていたのが幸いでした。

このような儲け話に付け込んだ
詐欺まがいの話は今も後を絶ちませんが、

だからといって、
投資話=怖い話
という公式をそのまま鵜呑みにして過ごせる時代
でもなくなってきており、

現に政府ですら、
貯蓄から投資を推奨する時代に突入しています。

確かに、
超常現象=霊の仕業=怖い話
という流れがありますが、

超常現象の多くに明確な原因があって、
霊の仕業でもなんでもないことが判れば、
超常現象はもはや勘違いとなって怖い話ではなくなる

のと同様に

投資話=大損をする=怖い話
だとするなら、

大損をする仕組みが分かれば、
そうしなければ良いだけのことですから、
あながち怖がる話ではない、ということになり、
事実そうなのです。

どうか皆さんには、投資を怖い話にして
怖い話に蓋をしてしまうのではなく、

何が怖いのかをハッキリと認識した上で、
この投資の時代を力強く過ごしていただきたく、

そのための知識と経験を当校でしっかりと積みながら、
出来た仲間と
積極的に投資の相談ができる絆を築いていってほしい

と切に願っています。

―浅野敏郎

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