【10月11日】米株下落。経済指標悪化で。原油は上昇。【矢口新のラジオ配信】

■アメリカ株の動向と経済指標の影響

おはようございます、矢口新です。

プロ目線の市場動向や海外の話題をお伝えいたします。
アメリカ株は下落しました。

経済指標が悪化したことが影響しています。
インフレ指標である消費者物価指数が予想よりも強く、また失業保険申請件数も予想を上回って増加しました。
この増加は新規申請だけでなく、四週平均や継続受給者数にも見られます。

このことは、利下げを継続しなければならないという状況を示しています。
一方で、消費者物価指数が予想を上回ったため、今後の展開については不透明です。

昨日まで買い込まれて最高値を更新していたため、ある程度の調整が入るのは自然な流れです。

また、原油価格の上昇も影響していると言われています。

■中東情勢と国際情勢への影響

中東情勢は非常に不安定です。
昨日、イスラエルが国連の派遣隊を攻撃したという報道があり、今後の展開について不透明感が高まっています。

このような状況です。

本日はこの辺りで、今週は三連休ですが、良い連休をお楽しみください。

また来週お会いしましょう。

ありがとうございました。

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10月10日の注目の経済指標

・8月月次国内総生産(GDP)(前月比)（15:00）
・9月新規雇用者数（21:30）
・9月失業率（21:30）
・9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)(18:00)

前日終値

・日経平均：39,277.96
・USD/JPY：148.54
・EUR/JPY：158.78
・GBP/JPY：192.827
・AUD/JPY：98.646
・ZAR/JPY：8.281