守る術、儲ける術
こんにちは。
投資の学校プレミアム講師の水上紀行です。
相場で生き抜いていくためには、
まず、覚えておかなければならないことは、
自分を守る術(すべ)を知ることです。
市場にはどういったリスクがあり、
そのリスクにさらされた場合、
どれぐらいの損失が出るかということを大雑把で結構ですから、
目算しておくことが大事です。
日常的なリスクとしては、
イベントや経済指標発表などによるイベントリスクや、
週末で市場がない時に何かが起こるかもしれない週末リスクがあります。
私自身が経験したことでは、
日曜の夜イラクのフセイン元大統領が拘束されたことが報道された時で、
その時ユーロ/ドルをロング(買い持ち)にして越週していましたので、
聞いた瞬間、死んだと思いました。
翌日の月曜がどこで始まるのか、
ストップロスは入れたところからどれぐらい離れたところでつくのだろうかとか、
いろいろ気を揉みましたが、
翌日月曜のオセアニアタイムに、
入れたストップロスレベル周辺でロスカットは執行され、
ホッとしたものでした。
イベントリスクや週末リスクの怖いところは、
ほぼ日常化していることで、
意識として鈍感になってしまっていることです。
しかし、厳然としてリスクは存在していますので、
これらのリスクの存在を認識した上でポジションを持つことが大事です。
守る術(すべ)を知った上で、
儲ける術も、もちろん知らなければなりません。
相場には、
儲けやすい時、儲けにくい時があります。
つまり、相場が、
レンジ相場かトレンド相場かを認識することです。
これは、もちろん、レンジ相場に強い人、
トレンド相場に強い人がいる訳ですが、
一般的には、揉み合いのレンジ相場よりも、
一方向に進むトレンド相場のほうが儲けやすいと言えます、
したがって、今の相場が、
レンジ相場かトレンド相場かを
見分けられるようにならなければなりません。
また、相場の変わり目を知ることは大切です。
特にトレンド相場からレンジ相場への転換時には、
荒っぽい上下動となりますので、
せっかくトレンド相場で儲けた利益を、
いとも簡単に吐き出してしまいがちですので、最大の注意が必要です。
一方、レンジ相場からトレンド相場に転換する時は、
つまりは、揉み合い相場から一方向に動く相場のスタート点であり、
勝機と見るべきかと思います。
レンジ相場からトレンド相場に動く時のひとつのサインは、
値幅が収斂してくる時で、
このタイミングを逃さないようにしなければなりません。
このように守る術、勝つ術をについてお話して思うことは、
「待つ」ということが大変重要だということです。
熱くなり、
思わず相場に飛び込んでしまうことは簡単です。
しかし、実際、勝つためには、待つことが大事です。
ライオンやチーターが獲物を見つけた時は、
身をかがめてじーっと狙いを定め、
獲物の隙を見つけた瞬間猛ダッシュをかけて飛び掛ります。
獲物を狙うということは、
そういうことではないかと思います。
<講師プロフィール>
水上紀行(みずかみ のりゆき)
バーニャマーケットフォーカスト代表。
1978年三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
1983年よりロンドンや東京、ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。
東京外国為替市場で「三和の水上」の名を轟かせる。
1995年より外資系銀行において為替ディーラー及び外国為替部長などの要職を経て、
現在は、外国為替ストラテジストとして雑誌、テレビ、ラジオなどで活躍中
それでは本日の出来高急増銘柄のご紹介です。
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】ヒューリック(3003)
株価(終値):1,155
日付:10月14日
売買代金(千円):55,745,390
【2】日本たばこ産業(2914)
株価(終値):2,274
日付:10月14日
売買代金(千円):20,286,820
【3】ベネフィット・ワン(2412)
株価(終値):-
日付:10月14日
売買代金(千円):-
【4】サイゼリヤ(7581)
株価(終値):-
日付:10月14日
売買代金(千円):-
【5】スノーピーク(7816)
株価(終値):-
日付:10月14日
売買代金(千円):-
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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