【2023年11月7日】江守哲のオプションコメント

こんにちは、江守哲です。

前回のオプションコメント（10月24日）では、下記のような内容お送りしました。

・昨日の時点で騰落レシオはすでに急低下していた。
・先週末の騰落レシオ6日平均は58％、昨日は64％。
・空売り比率がまだ45％程度だったが、それでも売りが出ていることは確か。
・25日移動平均乖離率は3％に達した。5％まではいかなかったが、安値圏に入ったことは確か。
・11月限の31500円あるいは31750円のコールを対象に買いを検討。

結果は、その後の相場展開を確認いただけるとお分かりいただけるかと思います。
今回もほぼ底値圏でのコール買いを実行できたと思います。

今回は、株価が多少でも回復すれば、早めに利益確定を行う予定としていました。
したがって、100円から200円で利益を確保できたものと思います。

さて、現在はどうでしょうか？
昨日の日経平均株価は1日で800円もの上昇という、とてつもない上昇幅でした。

その結果、重要な指標がそろっています。
お気づきでしたでしょうか？

騰落レシオの6日平均は200％超え。
空売り比率は40％。
25日移動平均乖離率は3.89％。
ストキャスティクスなどのオシレーターは買われすぎを示唆。

このように、久しぶりに明確なサインがそろいました。
すでに講座を学習されていれば、この状況に気づくことができたのではないでしょうか。

このように、過熱した場合には、いうまでもなくプットオプションの買いが有利です。
私は12月限の32250円のプットオプションを購入しました。

まずは下げるかを見極めたいと考えています。
ただし、これはあくまで感覚的なものですが、今回は大きく下げない可能性もあると考えています。

ですので、今回もあまり欲張らずに早めに利益を確定しようと考えています。
値幅は100－200円がめどになると思います。

いつものことですが、条件がそろったらまずポジションを構築することです。
そこからすべてが始まります。

いまはミニ取引もありますので、従前の10分の1のリスクで取引ができます。
ぜひチャレンジしていただきたいと思います。

今回は、みなさんが条件がそろっていることに気づいたかどうか、楽しみです。
来週のZOOMセミナーでも議論いたしましょう。

なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。