相場が間違っている
こんばんは、
水上紀行です。
トレーディングをしていますと、自分が決めた相場観にいつの間にか固執してしまい、
これはおかしいおかしいという自分の心のアラームが鳴っていても、
それを無視したり、いやいやそんなことはないと
当初の相場観を頑なに押し通してしまうことがあります。
そして、場合によっては、相場観とは逆方向に相場はさらに進み、
当初からの相場観を固持したために、やめるタイミングを逸してしまい、
どうにもならなくなってたまらず投げて大きな損失を出してしまうことも起こりかねません。
これを避けるためには、自分で決めた相場観を変更することに何ら問題はなく、
むしろ相場を形成しているいろいろな要素は常に変化していて、
相場観は臨機応変に変更して良いものだと考えるべきではないかと思っています。
実際の相場が自分の考えた相場観と違っている時、
「これは相場が間違っている。どこかでこれは反転する」という考えが
頭の中をよぎったとしたら、それはすでに
イエローカードが出ていると考えた方がよいと思います。
その時は、ポジションを切るか、
倍返しをする時だと思います。
私など、適当なところで、
大概やめてしまいます。
そうすると、気分的には、
かなりスカッとし、新たな気持ちになれます。
倍返しをした時などは、全く節操なく、
今までの相場観とは全く逆のストーリーを考えています。
それぐらい、ある意味、相場観というものを気軽に考え、
固執することによるリスクを避けることのほうが大事なのではないかと、
個人的には思っています。
水上紀行
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