【2024年1月10日】江守哲のオプションコメント
こんにちは、江守哲です。
日経平均株価はとうとう節目の34000円を超えてきました。
1990年3月以来の高値だそうです。
私は1990年4月に社会人になりました。
このあとバブル崩壊で、日本株は「失われた30年」に突入しました。
しかし、いまその水準を取り戻しつつあります。
歴史的な動きになってきていることだけは確かなようです。
こうなると、オプション取引はしっかりと考えてトレードしないといけません。
まず、前日の騰落レシオ6日平均は250%でした。
これは明らかに過熱しすぎです。また、それまでの数日間も軒並み高水準です。
さらに、空売り比率が40%割れ目前まで低下していました。
これは、空売りが入っていないことを意味します。
このような状況であれば、通常であれば「プット買いが有利」というメッセージを送っていたと思います。
しかし、今回は自嘲しました。非常に強くなりそうな気がしたからです。
結果的に正解でした。
プットを購入して持ち続けていると、いまごろ価値はなくなっていたでしょう。
とはいえ、ここからコールを買うのはどうか、ということにもなります。
考えどころですが、あえて取り組むのであれば、「ブルスプレッド」がよいでしょう。
例えば、34250円のコール買いと34750円のコール売りの組み合わせです。
リスクとコストを下げるために、あえてイン・ザ・マネーにする方法があります。
また、34500円のコール買いと35000円のコール売りの組み合わせも候補といえます。
いまはミニ取引がありますので、これまでの10分の1のリスクで取引ができます。
このような相場でも、ミニを使えば低コストと低リスクで取引は可能です。
ぜひチャレンジして、成功体験を積み上げていきましょう。
いまは「歴史的相場」の局面です。
人生で一度あるかないかの局面だと考えてください。
そのようなときに、何もしなければ、何も得られません。
失敗しても経験が積みあがります。
今年はオプション取引に取り組むべき年といえます。
ぜひチャレンジしてください。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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