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(水上紀行)クロス円の怖さ

こんばんは、
水上紀行です。

インターバンクでは、
EUR/JPY、AUD/JPYあたりのクロス円の取引は確かにあります。

しかし、一般には、ドル/円とか、
EUR/USDとか、AUD/USDといった対ドルの取引が主流です。

それは、依然として、インターバンクでは、
ドルが基軸通貨となっているためです。

ですので、対ドルの相場には、
EUR/USD、ドル/円を中心に
十分な流動性(交換のしやすさ)があります。

ここで、知っておいた方が良いことは、
EUR/JPYはマーケットが静かで
取引の額もほどほどであれば、
まだEUR/JPYとしてのマーケットがあるにはあります。

しかし、たとえば、
AUD/JPY、NZD/JPYといったクロス円には、
直接AUD/JPYなり、NZD/JPYなりのマーケットは存在していません。
(AUD/JPYは、多少はあるかもしれませんが、それでも限られています)

そうするとどうするかと言えば、
たとえば、AUD/JPYを売らなければならない時は、
AUD/USDとドル/円という対ドルのポジションに分解して、
それぞれを売ることになります。

まだ、平時であれば、
それでもどうにかはなりますが、
2008年のリーマンショックのような暴落相場ともなると、
もうお手上げ状態になり、たとえばAUD/JPYは、
1ヶ月で約35円も急落しました。

このように、クロス円は基本的に流動性が低く、
もしなんどき有事になり、
しかも、アゲンスト(不利)のポジションを持っていたら、
躊躇せず即刻手仕舞うことが肝心です。

クロス円でトレードする場合、
こうしたクロス円の怖さを十分承知しておいてください。

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