弱者に厳しい世界。そこにAIがやってくる
===========
📢 SNSのお知らせ
===========
矢口先生のInstagram/TikTokがスタートしました!
投資のお悩みに対するアドバイスなど、実践に役立つ情報を発信しています。
是非チェックしてください✨
▼Instagram
https://www.instagram.com/yaguchi_method/
▼TikTok
https://www.tiktok.com/@yaguchi_method/
こんばんは、矢口新です。
厚生労働省が
「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」(大規模調査年)を公表した。
主なポイントは以下の通りだ。
1、世帯の状況
単独世帯(一人暮らし)が
1947万7000世帯(全世帯の35.4%)と、
世帯数、割合ともに調査開始以来過去最高を更新した。
65歳以上の高齢者世帯は
1754万6000世帯(全世帯の31.9%)となり、
こちらも世帯数、割合ともに過去最高となった。
18歳未満の児童がいる世帯は
917万4000世帯(全世帯の16.7%)で、
高齢者世帯の半分強、こちらは減少傾向が続いている。
2、所得等の状況(2024年分)
1世帯当たりの平均所得金額は
575万2000円(前年比7.3%増)と、
対前年増減率は調査開始以来過去最高の上昇幅を記録した。
一方で、相対的貧困率は15.0%、
子どもの貧困率は11.0%、
ひとり親世帯では44.7%となった。
3、生活意識
生活が「苦しい」と感じる世帯は55.4%だった。
うち、「大変苦しい」が23.2%、
「やや苦しい」は32.2%だった。
また、母子世帯では82.1%、
子どもがいる世帯が61.5%、
高齢者世帯でも52.1%と、
高い割合で「苦しい」と回答した。
25年のエンゲル係数が28.6%と
44年ぶりの高水準となったことで、
食料品価格の高騰が影響したとみられている。
賃上げは進むものの、
長く物価上昇に追いつかないだけでなく、
賃上げに伴う物価上昇が、
賃上げの恩恵を受けられる世帯と、
受けられない世帯の格差をさらに広げている。
一方、総務省の「家計調査」では、
29歳以下の平均負債額が3000万円を超え、
初めて全年代のトップとなった。
59歳以下の負債は押しなべて
2013年から急増し始めているが、
これは政府がレバレッジを促したアベノミクス、
異次元緩和を受けたものだ。
負債額は29歳以下の世代が突出して伸び、
負債の貯蓄との比較は6.9倍、
所得と比べても4.5倍となった。
金利復活の世界でどうやって返済していくのだろうか?
アベノミクスでは政策金利をマイナスとし、
NISAを整え、国民に投資を促した。
一方で、29歳以下の世代の8割は
いまだにNISAを使っていないとされている。
所得、貯蓄、負債の状況からは、
投資には使いたくても使えず、
低金利で負債を積み上げたのが見て取れる。
一方、一般市民、
特に弱者ほど暮らしにくくなっているのは
日本に限ったことではない。
株式市場が示しているのは、
現状の世界経済を支配しているのはAIブームだ。
AI投資が成長産業を決めるだけでなく、
世界覇権にも繋がるようなのだ。
とはいえ、中間選挙を3カ月後に控えた米国では、
AIブームは「恩恵なき熱狂」ではないのかとの
疑念が党派を超えて起きている。
各地でデータセンターの建設計画が相次ぐが、
調査会社イプソスとロイター通信の6月の世論調査では、
回答者の45%がデータセンターの建設に反対し、
賛成は22%にとどまった。
このうち民主支持者の反対は55%、
共和支持者の反対は37%だったが、
いずれも賛成の割合を上回った。
エヌビディアは「現状の1000倍の電力が必要だ」と述べたが、
データセンターへの電力や水資源の供給で、
地元が電気代の値上げや水不足に至っている。
データセンターは騒音や排気ガスの問題も抱えている。
あるいは、原発だ。
AIから大きな利益を受けるのはAI関連企業で、
地元は多少の利益を得られても、
損害を上回るものではないというのだ。
AI投資企業の多くは、
巨額の負債を積み上げて投資拡大をする一方で、
大量の人員整理を行っている。
つまり、「人に投資せず、覇権争いに出費している」。
これがAIブームの本質のようだ。
一方で、AIエージェントの暴走が見られ始めた。
これらがもたらす世界が仮に明るいとすれば、
歴史や哲学、倫理を学んだAIエージェントが、
自分をつくった人間を裏切って、より良い社会をつくることだけではないか?

この記事へのコメントはありません。