イエレンFRB議長発言で円安進行、週明けの相場は?
From:投資の学校 浅野敏郎
先週の8月26日金曜日は、
アメリカ経済指標発表のゴールデンタイムに
ドルが乱高下しました。
いつもの乱高下にも見えますが、
少し違った匂いがしますね。
おはようございます。
今週は日曜日にもお目にかかることになりました。
今週後半は、早や9月になりますが、
このところ立て続けにやってくる台風で、
各地に被害が出ています。
本番は9月ですから、
今後もしばらくは警戒が必要です。
くれぐれもご注意ください。
さて、
8月26日金曜日は
日本時間の23:00を境にドル円相場が乱高下し、
最終的にはドル高に推移しましたね。
出処:Trading View
実はお恥ずかしい話なのですが、
金曜日はイエレン議長の講演のことなど
すっかり忘れており、
「何かのアメリカ経済指標の結果が相当よかったのかな?」
と思った程度でした。
しかし、23:00に発表されたミシガン大学指数は
さえない内容だったのでドル買いになるはずもなく、
そこでやっと
「あ、もしかして?」
と思い出すというありさまでした。
最近、通勤中にチャートをチェックする程度しか
相場に関われていないので、
基本的にポジションは持っていませんが、
緊張感を維持できていない自分を反省しています。
ところで、
このところ重要な経済指標が発表された後の
為替の値動きは、乱高下し過ぎだと思いませんか?
なぜ、こうした乱高下が起きるのか?
値動きという見方から言えば、
最初に発表された数字に乗じて、
超短期取引の仕掛けが先に入り、
その利食いで反転する、
というのが主な原因だとされています。
しかし本来は、
経済指標の好結果は金利高を招き、
通貨の買いを誘うものの、
金利高は株式市場にとってマイナス要因であるため、
株価下落が通貨安を誘う
(逆の場合はすべてが逆に動く)
というのが乱高下の基本的なシナリオです。
ところが、
金曜日23:00直後のドルの乱高下はどうだったでしょう。
・ミシガン指数はさえなかった(ドル売り)
・債券利回りは低下していた(ドル売り)
ことから、
最初になぜドル買いで反応したかは
全く意味が分かりませんね。
しかも、このドル買いは一過性ではなく、
直後の5分足をみると、
長めの上ヒゲがついてはいますが、
少なくとも大陽線を維持しています。
もしかすると、
イエレン議長の講演内容について
ニュースが出た可能性はありますが、
このところの
指標発表や要人発言の直後の変動リスクは
危険度を増しているとしか言いようがなく、
こうした機会を収益チャンスと見ない方が
無難ですね。
皆さんも、くれぐれもご注意ください。
週明けの市場動向
あくまで個人的な印象として、ですが、
意味不明な乱高下の後のドル買い基調には、
ある程度の信ぴょう性を感じています。
イエレン議長の講演内容や、
他のFRBメンバーの発言などで、
追加利上げの可能性が高まったのが
ドル買い背景ですが、
出処:Investing.com
実際に米債券の利回りは上昇した一方で、
米株価の下落は踏みとどまっているので、
ドル買いに対する不安材料は限定的に見えます。
といっても、既にかなり円高へ推移した後だけに
急反発も考えにくいのは事実です。
早くも週明けの日本株市場への思惑が
記事になり始めていますね。
円安基調を考えれば
日本株は底堅く推移しそうですが、
果たして…。
乱高下の背景として挙げたように、
相場は常に相反する要因を
同時に持っているものです。
思い込みはほどほどに、
冷静に値動きだけをご判断ください。
浅野敏郎
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本当に乱高下激しいですσ(^_^;)
気をつけながらトレード頑張ります( ´ ▽ ` )ノ
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これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
いつもコメント、ありがとうございます。
お礼の一つも言えない状態が続きました、
お詫びいたします。
相場先生は、トークも面白いですよね。
年代が同じなので、
○○ネタも含めての、おやじギャグは、
個人的にも密かに受けてます!!
笑いがあった方が、
人間、物覚えは早くて強いと、
脳科学者のどなたかも言っていた記憶があります。
僭越ながら、
先にいろいろなことをしっかり学ぶ機会があれば、
整理は後からでもできると思ってますので、
今はできるだけ多い知識を、
笑いと共に吸収されてください^^。
これからもよろしくお願いいたします。
週明けの相場は?というタイトルで、週明けの相場について何も書かれていませんけど・・・・
読んで損した。
イエレン議長だけじゃなくフィッシャーFRB副議長の記者会見,あるいはアトランタ地区連銀のロックハート総裁の発言でも米利上げ時期の模索をしている。日本時間27日6時のドル建て日経平均先物は16,600円で日経比+239円。為替ドル円も 101.80(+1.27)。来週々末9月2日(金曜日) 21時30分には米雇用統計発表があり,週明けの5日(月曜日)は一目均衡表の重要な変化日で抵抗帯にぶつかる。5日は,さらにNYがお休み。イベント前に,みんなが手仕舞えば,さぁ~どう動く。ピンチの裏にチャンスあり。だから,鬼の居ぬ間にお猿さんは修羅場でお洗濯。勝っても負けても,札止めになる前に,さぁ~張った! 来週の相場はヒヤヒヤ・ドキドキ,面白い。
まぁ~よし さま、
雇用統計は無事に過ごされましたか?
コメントの返信が遅くなり、
申し訳ございませんでした。
今回も、粗かったですね。
それにしても、必ずある逆行のヒゲには、
あきれてしまいます。
最近の人工知能売買では、
文字や数字を読み取って、取引を仕掛けてくる
領域だそうですので、
それもヒゲの一因なのでしょうね。
こんな場面で、人間が入り込む余地はなさそうですから、
いかにして良い相場付きに食らいつくか…。
また、ゆっくり相場談義をお願いします。