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米国中間選挙が与える相場への影響は?

From:戸松信博
自宅デスクより、、、

 
おはようございます。
戸松信博です。

 
今年もあと残り2か月になりましたね。
ぐっと気温が低くなってきて、出かけるときには
コートも必要なくらいになってきました。

 
僕も日頃から食事など気を付けていますが、
良いトレードをするためには、良いコンディションを保つことも
必要な要素だと思いますので、
皆さんも体調管理には気を付けていきましょう。

 
さて、いよいよ今日は米国の中間選挙の投票日になります。
投票前最後の週末は、異例の「演説行脚」を展開してきました。

 
この選挙は、米国のトランプ政権に対する審判の場であり、
世界経済の牽引役である米国の選挙結果は、
そのまま世界経済の動向に直接影響を及ぼす可能性があるイベントです。

 
この重要イベントを前に、
今日のブログでは先週の米国の動きから
選挙後の見通しについてお話したいと思います。

 

米国中間選挙の余波

11月2日(金)はトランプ大統領が
中国との貿易合意の草案作成を要請との報道から
日本株や中国株が急騰となりました。

 
トランプ大統領は重要閣僚らに、エスカレートする
貿易摩擦の休戦を示唆するような合意の文書を策定するよう
スタッフに指示することを求めたとのことです。

 
ところで、
一説にはウォール街の主流派がトランプ大統領側で
反トランプ派がソロスなどの金融グループで、

 
10 月10日以降に反トランプ派が相場を下げる動きを取り、
ここ数日は、より資金量の多い親トランプ派が株価の巻き返し
&ドル高の是正に動いているという見方もあります。

 
真相はわかりませんが、ともあれ、
中国との貿易合意の草案作成を要請との報道も含めて
中間選挙前に特有の極めて特殊な相場になっている様相です
(ファンダメンタルとは全く関係ない相場)。

 
トランプ大統領側としては株安&ドル高のまま中間選挙
を迎えるのは良くない一方、反トランプ側はその反対です。
中間選挙まではそのような特殊な相場環境が続きそうです。

 
既にお伝えしているように、米国の中間選挙は
日本時間では 11 月 7 日(水)の昼頃には大勢が判明します。
今週初めはファンダメンタルを無視して
風向きが上下にクルクルと変わる可能性が十分あると思います。

 
一方、リスクパリティファンドの売りも出ている感じですが
規模の大きなところは一気にポジションを変更することができずに
数日に分けての変更となっている様子です。

 
トランプ大統領発言による急騰前の日経平均が
じんわりと重い感じだったのはそのあたりも影響しているでしょうが、
米国株高と前述の報道でその辺りの売りが吹き飛ばされて
大幅高となった感じです。
しかし、結論としては、繰り返しになりますが、
米国の中間選挙で共和党が勝利となれば、

 
リスクオン継続、世界経済も米国が牽引役となって
良い状況が続きますから、リスクパリティファンドの売りなどの
需給要因をこなしたあとは、再びファンダメンタルに即した
株価推移(つまり株価上昇)になっていくのではないかと見ています。

 
いずれにしても、
目先の値動きに一喜一憂しないように
投資をしていきましょう。

 
それでは、
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。

 
私も注目の米国中間選挙、
ぜひ注視していきましょう(^^♪

 
それでは、来週!

 
―戸松信博

 

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