リスク管理を始めるなら……
From 小次郎講師
自宅の書斎より……
おはようございます。
小次郎講師です。
10連休後の取引が再開されて
しばらくたちますが、
やはり、相場から目が離せない状態は、
続いています。
様々なところでお話ししてきた通り、
相場は何がおこるかわからないものである以上、
予想をしたところで、
さほど役には立ちません。
だからこそ、
「急激な変化があっても大丈夫なようにする」
ことが非常に大事です。
その方法の一環として、
リスク管理を身につけていただきたいのです。
今日は、リスク管理において大事になる、
ATRの考え方についてお話ししましょう。
ATRとは?
簡単にまとめると、
その通貨ペアの1日の平均的値動きのことです。
トレードにおけるリスク管理において、
重要な考え方なので覚えておきましょう。
ATRを計算してみよう!
では、ATRはどうやって計算するのでしょうか。
実際に紙と電卓を用意して、
試してみてくださいね。
1)まず、1日の最大リスクを計算する
- (当日高値-前日終値)
- (前日終値-当日安値)
- (当日高値-当日安値)
以上の中で最大のものが1日の最大値動き(TR)であり、そ
れが逆方向に出たとき、1日の最大のリスクとなる。
2)ATRを計算する
• 1日の最大値動き(TR)の20日平均がATRである。
【計算式】 ATR=(前日のATR×19+当日のTR×2)÷21
※指数平滑移動平均、最初にATRを計算するときは
20日の単純平均を使い、21日目から上記計算式で算出
TradingViewならもっと簡単
また、私の講義でも使っている、
オンラインチャートシステムのTradingViewでも、
簡単にATRを表示させることができます。
ATRを表示
インジケーター → 内臓 → ATRを選択
パラメーターを変更
- インジケーター名の右にある設定アイコンをクリック
- 「入力」を選択
- 期間を20日に変更(デフォルトは14日)
- 平滑化を「EMA」に変更(デフォルトはRMA)
考え方を身につけるには、
実際に手を動かすのが一番なので、
ぜひトライしましょう!
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