急伸する日本企業の自社株買い
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
昨日の日経平均は、
寄り付き後に180円近くまで上げ幅を拡大する場面がありましたが、
これについて日経新聞の記事に、アルゴリズム(自動)取引など
コンピューター売買が相場の上げを助長した。という文言がありました。
近年、アルゴリズム取引やコンピューター売買は
非常に盛んになってきていますので、
このような想定外の値動きというのは今後も起こるかもしれません。
ただ、それでも、
相場の本質、普遍的な考え方というのも確実にあり、
それを正しく理解できていなければ、やはり投資で資産を増やすのは
なかなか難しいものです。
そのなかで、
やはり基本的なファンダメンタルの知識というのは
必要不可欠な1つの要素だと思っています。
そこで今日も、
先週までの日本市場を分析し、今後の相場見通しについて
お話したいと思います。
前期決算は僅かに減益も株主還元に注目
日経平均は9日(木)に商いを増やして200円安とし、
下げのフォロースルーが完成したため
下落転換(短期相場判断)と判定していました。
前週は▲914円もの大幅安で、
一旦の反発も期待していたところでした。
しかし、先週も続落して始まり、
日経平均は14日(火)に
3年1カ月ぶりとなる7日続落となりました。
何とか翌15日に令和初の上昇を記録したものの、
再び16日は下げ、結局週間2勝3敗で
小幅に続落となってしまいました。
4月24日~5月14日までに、
ある程度以上前日より商いを増して下げた日は
6度を数え、異常な多さです。
一方、ここまで商いを増して上昇した日は一度もなく、
完全に下落トレンドの相場リズムに入っています。
前夜に米国が米中協議関連のニュースで上昇しても、
日本の場中に中国株が下げると下がってしまう
ということも見られます。
米国の上昇も内容の薄い上昇であるため
信頼に値せず、相場は不安定で、
薄い材料に一喜一憂する様子です。
さらに、もう一つ、
今日のブログの表題にもなっていますが
非常に興味深いニュースがあります。
それは、
日本企業の自社株買いです。
日本企業の自社株買いは
これまで16年3月期の6.5兆円が最高でしたが、
これを大幅に上回ったのは確実で、
今年は10兆円を超えてくる可能性もあります。
これまで「外国人の買い越し」というものが主役で、
これが年間数兆円規模で起きた場合に
相場の大きな上昇要因とされてきましたが、
今後は外国人に代わって企業の自社株買いが、
それを上回るパワーになってくる可能性があります。
ということで、
また新たな局面を迎えている日本市場ですが、
大事なことはコツコツと情報を集めて分析し、
戦略を持って相場に臨むことです。
目先の値動きに一喜一憂することなく、
堅実に収益を積み上げるためにやるべきことをやる。
そうすれば、収益は必ず付いてくると思います。
それでは、
今日も1日頑張りましょう(^^)/
―戸松信博
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