浅野敏郎のブログ

急反転への対処2~想定不可能な事態に備えて

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「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の書斎より

 
相場が本格的に反転するには揉み合いが起点になるという考えは、以前から繰り返しているように、私のトレード経験の中で根幹を成すものです。

したがって先週号の内容でも、チャートポイントでは相場が揉み合いやすいという特徴を捉えて、予め想定しておくことの重要性を述べました。予測通り揉み合いが発生すれば、後は反転か継続しか残っていませんから、十分に対処する時間が持てることになります。

もちろん、重要なチャートポイントでも相場が素通りすることもありますが、それは「それほどまでの力が、その方向に掛かっている」と考えられることから、トレンドの勢いを知る良い機会にもなるわけです。

一方で極まれに、これといった揉み合いを挟まずに、急騰や急落が訪れることがあります。

こうしたケースを後から振り返れば、結局は大きな揉み合いだった…という場合は多いのですが、揉み合いの振れ幅が大き過ぎれば、それはそれで大きなダメージを被る事にもなり、どこかで一旦は相場を抜ける必要があります。

結論としては大した話ではないのですが、皆さんの一助になればと思い、続けてみます。

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おはようございます。
今週も早や、金曜日がやって参りました。

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さて、相場初心者からしばしば、
動きやすい時間帯に取引したいから、動く時間帯を教えて欲しい…と言った照会を受けることがあります。特にFXの場合が多い気がしており、トレードに対するリテラシーが向上していること実感する瞬間でもあります。

確かにどの相場にも動きやすい時間帯があり、それは各国市場に依存するケースも多々あると思いますが、一つ言えることは、重要な経済指標が発表される時間帯と概ね一致するのではないかと思います。

夏時間で言いますと、日本時間午後16:00~19:00の欧州指標ラッシュアワーと、日本時間午後21:00~24:00の米国指標ラッシュアワーです。もちろんECBの金融政策発表や、FEDのFOMCはイレギュラーな時間であることは押さえておきたいところです。

ただ、そんなことを知らなくても、出来高を活用すれば大体のイメージはできます。
例えば、1時間足に出来高を表示すれば、出来高が多い時間帯が概ね動きやすい時間帯になりますね。

※ポンド円の時間足と出来高 概ね同じような時間帯で出来高が増えている

出来高が出た後にその調整などで方向性が出る場合も多々あり、必ずしも出来高が多い時間=良く動く時間ではないことにご注意ください。

急落・急騰の捉え方は皆、異なるのが厄介

一口に急反転と言っても、トレードスタイルによっても異なりますし、現状のトレンドがいつ始まったかという認識や、どこでエントリーしたかに拠っても、対処などは異なるでしょう。

例えば毎回のトレードで目指す収益が20PIPS である方にとって、50PIPSの反転は急かもしれません。また今の相場が、既に安値や高値から500PIPS動いている相場だったとして、100PIPS動いた辺りで早々にもエントリーできた方にとっては、ここから100PIPSの反転は調整の範囲かもしれない一方で、300PIPS動いた辺りで遅れ気味にエントリーされた方にとっては、同じ100PIPSの反転でも急に見えるかもしれません。

もちろん、その反転が高値や安値で揉み合わずに発生した時点で、この反転を軸にしてこれから揉み合うという予測は間違っていません。

実際に例えば、2020年2月末に端を発したコロナショック相場が、底値から揉み合いなく大きく反発した時のように、結果的に戻り高値を限界に2か月程度の揉み合いに突入しましたが、急落している間にパンクしてしまっては、その後の値動きなどもはや関係ないわけです。

ですから、このように再起不能な状況になる前に、どうにかして回避する必要があります。

50%の押し戻しは限界として有効

以前にも幾度か触れた見方ですが、ある上昇や下落をした波動の値幅に対して、それぞれ50%、つまり半値分の押しや戻しが、そのトレンドを継続できるか否かの境界と定めるのは、非常に有効だと思います。

フィボナッチの50%リトレースや、一目均衡表の半値線に代表される考え方、そのどちらも知らなくても半値押し・半値戻しという見方がある事は知っている方を含めれば、かなりの市場参加者が活用している可能性があります。

ただ、どこからどこの50%とするかで、水準は全く異なってしまう半面で、ここを事前にルール化するのは難しく、経験値次第としか表現できません。

個人的には、波動の初期段階でポジションをとった後の暫くは、50%の限界を細かく見て本流が発生するのを待ちます。詳細はいずれの機会に委ねますが、初期段階の50%は値幅もさほど大きくないため、初動を占うには有効だと思っています。

問題は波動が成長した後の50%ということになりますが、それでも十分に含み益が得られる場合やトントンで終われる場合であれば、最終的なストップラインとして活用できると思います。

しかし50%の位置だと多大な損失になってしまう場合は、既にエントリーする場所が間違っていることを証明していることにもなり、もう少し経験が必要かも知れません。

いずれにしても50%のストップはあくまで、これ以上は維持できない、これ以上はそれまでのトレンドを肯定できないという限界である、ということだけは明確に区別しておいてください。

妥当な出口戦略?

様々なストップ戦略において、その後に本格的な反転になった結果を見て、「もう少し早くロスカットしておけば、まだ収益を残せた」とか、その後トレンドを継続した結果を見て、「もう少し深く設定しておけば、ロスカットに掛からずに済んだ」など、私たち欲深いトレーダーにとって、妥当な出口戦略などを事前に設定することは基本的に不可能です。

だとするならば、一律的に%などの逆行でロスカットを決めていく方法以外に、具体的な方法は無いかも知れず、特にバブル相場のように、最後の急騰では一度も揉み合わずに急反転するような相場には有効な考え方だと思います。

FXに関して個人的には、エントリーしている相場(波動)の値幅や時間が相当伸びている場合、その波動の25%を超えて逆行するようなら、一旦は決済またはヘッジするように心がけています。この波動全体値幅の、少なくとも50%以上を収益目標だとした場合、エントリーもイグジットも上下25%以内に収めることは非常に難しいと考えるからです。

もちろん、天底で揉み合ってくれれば、きっかけは幾つも出てくるはずですから、そちらで対処すれば問題ないはずです。

まとめ

もう少し具体例を出して説明しようと思いましたが、段階的に話を進めると相当に複雑になりそうだったので、概念的な説明で終わってしまいましたが、リーマンショックに代表される暴落や暴騰は、基本的には急にやってくるため、事前に対処するにはある程度、決まったことを当てはめるしかありません。

一方で、順当な大転換は必ずと言っていいくらい、揉み合いという明確なサインを市場に送ってくれます。そうなる前に一度や二度は、決済チャンスもあるはずですから、サインが反転という結果になった際は、新たな出発として取り組めれば最高だと思います。

もちろん、トレンド継続を夢見て、もみ合い中もポジションを維持しても良いわけで、その状態でサインが出た後に転換になったとすれば、ドテンすれば良いだけですね。

充分な時間がなく、終盤は雑になってしまいましたが、この話はいつかもう一度する機会があると思います。

浅野敏郎

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