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Q&A:利益を残すトレーディング

こんばんは。
投資の学校プレミアム講師の矢口新です。

本日はいただいた2件の質問に回答していきます。

Q1:利益が残る(勝てる)ようになるには

最近は、よい波動に出会えますと、
教わった通りに乗れるようになってきましたので、
その際はPIPSが蓄積できるようになってきたのですが、

良い波動に出会えるまでに、レンジでつかまったり、
山の頂点かと思ってエントリーしたらまだまだ続きがあって損切したりで、
そうこうしているうちに良い波動で蓄積されたPIPSを使いはたし、
まだまだ利益が残る(勝てる)ようにはなってないという状態です。

良い波を選べるようになり、
その波だけをトレードをするよう心掛けないと利益が残る(勝てる)
ようにはならないという理解でよろしいでしょうか?

また、綺麗な波動以外は、
儲からない波動という考えでよろしいでしょうか?

また、そのような現状での自分の課題は

1、エントリーが早すぎる。(転換点の見極めがまだまだ鍛錬が足りない)
2、エントリーが多すぎる。(波動の方向はあっているのですが途中の乱高下で惑わされ乗ったり降りたりしている間に損を重ねる。=良い波動を選ぶ能力が無い)

と考えておりますがいかがでしょうか?

努力の方向性なり上記考え方などで
アドバイスいただけますと幸いです。

A1:
どの市場でも、オープン後しばらくしてからの1~2時間は
比較的一方向に進みやすいと思います。

その時間帯には綺麗な波動ができやすいと言えます。

東京、ロンドンのFXの、いつをオープンと見るかには、
少し幅を持つ必要がありますが、
ニューヨークは大きな指標が出た時をオープンとし、しばらくしてからです。

エントリーが早過ぎることを恐れることはないと思います。

相場は慎重に確認すれば安全性が高まるどころか、
むしろ危険性が増すからです。

理由は見ているうちに損切りポイントから離れること、
また慎重にエントリーすれば損切りにも慎重になり、
損失が拡大することが多いからです。

転換点の見極めの精度を高めるために、
1分足でのドテン売買をお勧めします。

エントリーはポイントとなる目の前の高値を抜けたら買い、
目の前の安値を抜けたら売りとしますので、
すぐにもエントリーすることになります。

最初に1ユニット買ったとすれば、
売る時にはドテンで2ユニット売ります。

この場合、1ユニットはロングの決済。

もう1ユニットは新たなショートです。

そして、2ユニットでドテン売買を続け、
最後に1ユニットを決済します。

これはマネックスFXを使えば、
1クリックで行えます。

ドテン売買の場合は、波動を上から下まで、下から上まで狙うというより、
波動の中でサーフィンするように、右に左に方向を変えて行きます。

この時、どの高値を抜ければ上げに転ずるか、どの安値を抜ければ下げに転ずるかと、
ポイントとなる高値安値に注目することで、
見極めの精度が高まってきます。

良い波の場合は初動からそのまま取れますし、
悪路でも大きな損にはなりません。

もっとも、小さな損でも詰みあがれば大きくなるので、
連続で損切りが3,4回も続けば、
そのセッションは中断した方がいいと思います。

Q2:勝率5分5分につきまして

先ほどの質問の延長にもつながるのですが利益が残るトレード(勝てる)は、
損小利大を前提とした勝率4割という感覚は間違いでしょうか?

生き残りのリーディングには勝率5割と思っておくようにとあったかと思います。
が、これは5割以上勝てると思うなという意味に解釈しており、
実際利益が残るトレードは 小勝ち、小負を繰り返し、時折大勝があって、
結果それの差し引きで利益が残るというイメージがございまして、
それでいきますとなんとなく勝率は4割くらいになるような(5割にすると大勝を得にくい)気がしておりますが、
その考え方は間違っておりますでしょうか? 

サーフィンのように小さい波にトライし続け違うと思ったらすぐに降りて、
時折乗れた良い波をしっかりとらえるという感覚といいましょうか・・・ 
それともはやり勝率は5割はないと利益が残らない(勝てない)と思って
精進したほうがよいでしょうか?

A2:

相場は勝率を競うゲームではなく、損益を競うゲームです。

それで、以前、
私は「3勝7敗のディーリング」などと申しておりました。

「利益が残るトレード(勝てる)は、
損小利大を前提とした勝率4割という感覚」は、全くその通りです。

ドテン売買でもその辺りは同じで、良い波の場合は、
そのセッション損切りなしで大きく取れるので1勝です。

悪路では、3、4回の小さな損失で3、4敗です。
これだと3勝7敗でも利益が残ります。

「上手く行かない時、難しい時に無理しない」ようにしてください。
やさしい良い波は必ず来ますので。

矢口新

<講師プロフィール>

矢口新(やぐち あらた)

1954年生まれ。
金融業界の第一線で30年以上にわたり活躍し続け、
プロディーラーにも師と仰がれる天才ディーラー。

東京・ニューヨーク、ロンドンと世界3大金融市場で活躍し、
さらには為替、債券、株のすべてに関わるという
非常に稀有なキャリアを持つ。

相場を動かすプロの裏の裏まで知り尽くしており、
投資を真剣に学びたいという意欲ある方々との交流にも熱心。

■ 本日の出来高急増銘柄

※上昇銘柄の推奨などではありません。

※投資の学校の全講師の手法に使える、
 銘柄選びの考え方です。

なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
https://youtu.be/xAVWjxMIq4c

売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。

【1】レーザーテック(6920)
株価(終値):26,695
日付:11月1日
売買代金(千円):158,870,500

【2】ソニーグループ(6758)
株価(終値):13,850
日付:11月1日
売買代金(千円):93,567,820

【3】日本たばこ産業(2914)
株価(終値):-
日付:11月1日
売買代金(千円):-

【4】野村ホールディングス(8604)
株価(終値):-
日付:11月1日
売買代金(千円):-

【5】メルカリ(4385)
株価(終値):-
日付:11月1日
売買代金(千円):-

*ランキングは売買代金の
 総額に基づく順位を示したものです。

*この銘柄一覧は、
 特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

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