(浅野敏郎)最も簡単な抵抗と支持の見つけ方、教えます!
こんばんは。
浅野敏郎です。
抵抗と支持のことを英語では、
それぞれサポートとレジスタンスと言いますね。
それぞれの意味は、もう既にご存知だと思いますが、
英語の表現が多い為替(FX)から一般化し始めたこともあり、
FXをされない投資家の方だと、違和感をお持ちかもしれません。
価格がそれ以上は上がりにくい水準がレジスタンス
価格がそれ以上は下がりにくい水準がサポート
ということになりますが、
皆様は何を基準にされていますか?
見落としがちなサポート・レジスタンス
サポートやレジスタンスの判断に良く利用されるのは、
・移動平均線
・高値・安値
・トレンドライン
・一目均衡表
といったものがポピュラーだと思います。
サポートやレジスタンスは、
割り込んだり越えたりすると、その役割は反対に入れ替わり、
これまでサポートたった価格水準はレジスタンスに
レジスタンスだった価格水準はサポートになりやすい
とされています。
皆さんはその他に何を参考にして、
サポート・レジスタンスを判断していますか?
チャートを、きちんと価格の値動きとして捉えている方は、
大台(英語ではビッグ・フィギャー)といって、
対円通貨ペアで例えると、1円台の桁が替わる局面で
共通した値動きを実感されていると思います。
110円台だと111円、112円、113円…と
1円刻みで大台が替わっていきますが、
実は、こうした限が良い数字は得てして
サポートやレジスタンスになりやすい傾向があります。
もう少し細かく見ていくと、
50銭刻み、10銭刻み、5銭刻みという取引価格も
短期的な視点では、
意外とサポートやレジスタンスになりやすいのです。
逆に、もっと大きな視点で大台を見れば、
90円、95円、100円、105円、110円といった
限が良い5円刻みも、
より強いサポートやレジスタンスとして
意識される傾向があり、
さらに大きな価格の枠では、
75円、100円、125円、150円といった25円刻みは、
さらに強い節目になる傾向があります。
今週はユーロ円の取引が難しい
というお声を多くいただきますが、
大台はいくらでしょう???
そう、なんと125円なのですね。
当然、125円以上は売りだと考える投資家と
125円台に乗せきって、2014年の高値に近い
150円までの上昇を見通す投資家とが、
攻防を繰り広げている可能性もあり、
大台を挟んで乱高下したことが、
相場を難しくしていたということでしょうね。
取引レートの限が良いというだけで、
本当にサポートやレジスタンスになるのか??
是非、皆様も意識して
相場を見てみてはいかがでしょうか。
浅野敏郎
■ 本日の出来高急増銘柄
※上昇銘柄の推奨などではありません。
※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。
なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
→ https://youtu.be/xAVWjxMIq4c
売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。
【1】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
株価(終値):682
日付:3月2日
売買代金(千円):64,034,140
【2】INPEX(1605)
株価(終値):1,316
日付:3月2日
売買代金(千円):44,508,580
【3】日立金属(5486)
株価(終値):1,966
日付:3月2日
売買代金(千円):27,111,200
【4】サイバーセキュリティクラウド(4493)
株価(終値):2,400
日付:3月2日
売買代金(千円):24,358,650
【5】ブリヂストン(5108)
株価(終値):4,379
日付:3月2日
売買代金(千円):24,205,170
*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。
*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
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