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(矢口新)パラレルワールド

こんばんは、
矢口新です。

あなたはああすれば良かった。
こうすれば良かったと思ったことはないでしょうか?

転職なども、自己都合でも会社都合でも、
ああすれば、こうすればと、違った人生を歩んだことになったはずです。

魅力的な人と出会った時も、ああすれば、こうすればと、
そうなれば違った人生になっていました。

パラレルワールド(Parallel universe, Parallel world)を
ウィキペディアで検索すると、以下のような説明がなされています。

「ある世界(時空)から分岐し、
それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。

並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われている。

そして、『異世界(異界)』、『魔界』、『四次元世界』などとは違い、
パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。

SFの世界の中だけに存在するのではなく、
理論物理学の世界でもその存在の可能性について語られている」

無数にある、あの時、あの時の選択から、
無数のパラレルワールドが枝分かれし、
その無数の世界(時空)で、無数の自分が生きています。

そう思うのは、今の自分の比重が下がるようで、
人生を客観視するのに役立ちます。

一方で、今の自分はたった一人の自分で、
無数かつ唯一であるに違いありません。

それは無数にある、あの時、あの時の選択から、
奇跡的にここにしか繋がっていない自分なのです。

つまり、あの仕事とも、あの人とも、
今の自分とは縁がなかったということです。

今の自分が今の自分であるためには、
今の自分を大きく変えてしまうような、
重要な出会いこそ上手く行くはずがない、
ある意味で、危険な出会いだったのです。

そんな風に考えていると、
ああすれば良かった、こうすれば良かった、
などという後悔がなくなります。

こうしていれば、今の自分はないのだから。
そうすることで繋がっていったのは、
パラレルワールドの、別の自分なのだから。

とはいえ、
危険な出会いだとは思えないものには、
多少の後悔があります。

ゴルフで、一度もコーチにつかず、
いくつもの世界の名コースでプレーしながら、
我流で下手なために楽しめなかったこともそうです。

美しい自然や身体を動かすこと、人との交流、
ビールなどは楽しかったですが、
せっかくのプレーは、フラストレーションが溜まりました。

もっとも、最初からコーチにつく気がなかったのだから、
人と誘い誘われて行くだけの、
自分にとってはそれだけのものだったのでしょう。

後悔は不要です。

今からでも遅くはない、人は死ぬまで進化できます。
ピーター・ドラッカーの45冊ある著書のうち
65歳以降に執筆したものは全体の3分の2にも及ぶそうです。

また、葛飾北斎の絶頂期「錦絵の時代」は、
天保元年(1830年)から天保4年(1833年)まで、
北斎が71歳から74歳までの時期でした。

「この時期には『冨嶽三十六景』などの風景版画や花鳥画など、
現在も有名な錦絵の名作が多数生み出されました。

従来、浮世絵には現在風景画と称されているジャンルはなく、
『冨嶽三十六景』の大流行により、浮世絵に風景画を確立したのは、
北斎の偉大な業績の一つです。

絵手本の時代には、
洋風表現を大胆に使用した作例もありましたが、
この時代にはより洗練した方法で洋風表現を使い、
中国の南蘋[なんぴん]派の表現も取り入れています」

参照:北斎の生涯(すみだ北斎美術館)
https://hokusai-museum.jp/modules/Page/pages/view/402

なにも偉人たちと比較することはありません。

誰でもが自分なりに「死ぬまで進化できる」ことは、
私自身が実感していることです。

私は夢をよく見ますが、
夢の中では危険な出会いのパラレルワールドで、
別の時空を生きているのかもしれません。

<講師プロフィール>

矢口新(やぐち あらた)

1954年生まれ。
金融業界の第一線で30年以上にわたり活躍し続け、
プロディーラーにも師と仰がれる天才ディーラー。

東京・ニューヨーク、ロンドンと世界3大金融市場で活躍し、
さらには為替、債券、株のすべてに関わるという
非常に稀有なキャリアを持つ。

相場を動かすプロの裏の裏まで知り尽くしており、
投資を真剣に学びたいという意欲ある方々との交流にも熱心。

■ 本日の出来高急増銘柄

※上昇銘柄の推奨などではありません。

※投資の学校の全講師の手法に使える、
銘柄選びの考え方です。

なぜ、
出来高急増銘柄が注目なのか、その理由と、
本銘柄を抽出した根拠はこちら。
https://youtu.be/xAVWjxMIq4c

売買の際には、ご自身でチャート分析、
ファンダメンタルズ分析を行っていただき、
売買をする際には自己責任にてお願いします。

【1】東京電力HD(9501)
株価(終値):427
日付:4月12日
売買代金(千円):66,726,910

【2】ローツェ(6323)
株価(終値):12,320
日付:4月12日
売買代金(千円):37,368,130

【3】日本電産(6594)
株価(終値):8,466
日付:4月12日
売買代金(千円):24,470,360

【4】HOYA(7741)
株価(終値):12,760
日付:4月12日
売買代金(千円):21,411,030

【5】シマノ(7309)
株価(終値):-
日付:4月12日
売買代金(千円):-

*ランキングは売買代金の
総額に基づく順位を示したものです。

*この銘柄一覧は、
特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

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