BLOG

投資に役立つ
伝えたいことが毎日ある。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 浅野敏郎のブログ
  4. 取引回数が急に増えた時はご用心

取引回数が急に増えた時はご用心

こんばんは。
浅野敏郎です。

相場取引で、例えばある取引が損失に終わった場合、
損失を取り戻そうとしてエントリーの回数が急増した、
などという経験はありませんか。

そうした経験がある方にお聞きしたいのは、
結果がどうだったか、ということです。

おそらくですが、結果的に損失の傷口を広げてしまい、
「少額だったあの時に止めておけば良かった…」
という後悔に終わった方が多いのではないでしょうか?

良くてもトントンに戻したところで疲れて終了
というのが関の山でしょう。

負けを取り戻したいというメンタルは、
儲け話に弱いのと同じように、
収益にこだわっているようにも見えますが、

それでエントリーの回数が増えてしまっては、
その分、残った資金をさらにリスクにさらしている、

つまり、
更に負ける機会も同じだけ増やしているのです。

もし、あなたが比較的長い足で取引しているとします。
元々、エントリーする機会は少ないはずですから

「負けを取り戻したいからといって
取引回数が増えるという話は、私には関係ない!」
と思うかもしれません。

しかし、たとえ回数が増えていなくても、
1回の取引額が増えてしまっては、意味は同じですから、
こうしたケースでは一旦、冷静になる必要があります。

「収益にこだわる」

私はこの意味を、

「勝ち戦(いくさ)にのみ参戦し、負け戦には乗らないことである」
と解釈しています。

もちろん、
100%勝ち戦だけに参戦することは、相場でも不可能ですが、
少なくとも、

怪しいと思ったり、判断が難しいと思う相場には乗らない
という対応ならできそうです。

言い換えれば、
相場に参入する際にはそれだけ吟味して入るべきで、
そうすれば、取引回数は自ずと少なくなるはずですし、

取引回数が少なくなるということはそれだけで、
損失機会も同時に少なくなることを意味している
と思います。

おしまいに、
比較的長い足で取引していても、
回数が急増する可能性があるのは(メンタル的な原因は除く)
どんなケースが考えられるでしょうか??

私の経験では、それは明らかに揉み合い相場の時であり、
だからこそ、揉み合い相場には手を出すべきではない
ということに、つながっているのだと思います。

特に、売りも買いも自由なFX取引で収益が上がらないとすれば
もしかすると取引し過ぎ…ということはありませんか。

浅野敏郎

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


主要指標

最近の記事