本当にあるの?バズーカ以外の秘密兵器
From 浅野敏郎
今週も金曜日がやって参りました。
そして、昨日7月28日のブログでも
小次郎講師が注意を呼びかけているように、
世界中が注目する
「日銀金融政策決定会合」の結果発表が、
今日のお昼前後に予定されています。
なぜ、今日の会合が特に注目を浴びているのか
市場経験者の立場から、考えてみましたので、
是非、最後までお付き合いください。
さて黒田バズーカと言えば、数年間に渡って
株価の大幅高をもたらした、
黒田日銀総裁の代名詞的な政策であることは
ご存知の方も多いでしょう。
しかし、今年の年初に決めた
驚きのマイナス金利政策が不発に終わって以降、
代名詞の輝きも失われつつあります。
現在の株価やドル円相場などは、
これ以上下落するとかなり良くない展開も予想
されることから、
今回はバズーカをしのぐ秘密兵器の公開が
いつも以上に期待されているようです。
もしも、また前回と同じように
沈黙を守るようなら、
「実は良い方法などもう残っていないのでは?」
というとられ方もされかねず、
「あるなら出してみろ」と言わんばかりの
いわゆる催促相場に発展する場合も
考えておいた方が良いかもしれません。
7月29日は、他にも波乱要因が重なる
実はこのほかにも、今日の7月29日には
波乱の展開に華を添えるような材料があります。
毎週訪れる金曜日は「週末要因」といって、
週末に発生するかも知れない事件や出来事で
月曜日の相場水準が急変する危険を避けるために、
例えばスイングトレードような中期的な取引でも、
一旦は手仕舞う取引が出やすくなります。
同時に、今日は7月の平日最終日でもありますが、
これは「月末要因」と言って、
例えば、
損益実績などを月単位で計算する投資家などから
損益を確定する決済取引が出やすくなることを指しています。
つまり、今日はこうした要因が重なる日でもあるわけですね。
更に、8月を来週に控えて、
夏季休暇を迎える世界中の投資家やトレーダーが
休暇前のポジション調整をしてくるタイミングでもあります。
特に、ポンド円や豪ドル円、ユーロ円などは
日本市場で取引することが前提となるため、
海外勢にとって、日銀の発表がある今日は、
格好のターゲットになる可能性もあります。
以上のことなどから、
今日の相場がいかに波乱含みであるかが
ご理解いただけましたでしょうか。
私たち一般投資家も
夏休みを控えて嫌な記憶を残したまま
休暇には入りたくないですよね。
今日は大儲けのチャンスになる場合もありますが、
ここは、ぐっと我慢して様子見
という選択肢が賢明かもしれません。
では、少し早いですが、
良い週末をお過ごしください。
ー浅野 敏郎
ありがとうございますm(_ _)m
いろんな要因があるんですねσ(^_^;)
投資家って本当に勉強しないとって
実感します。
今日はぐっと我慢して相場の動きをシッカリ観察してこれからのトレードに活かしていきます( ´ ▽ ` )ノ
今日は様子見で行こうと思います。参考になります。これからもよろしくお願いします。さこ
いつもありがとうございます。
まだ勉強中ですが大変ためになっております。
これからもよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
先の方がコメントされている通りですね。勉強になります!
さきほどFXのボードを見てビックリしました。
ドル円のスプレッドが7pipsに膨れ上がっていたのです。
これは、直感的に(手出しするな!)という警告の意味での
サインだと感じて直ぐにログアウトしました。
別に黒田バズーカが市場にどう受け止められるかは、
発表後での冷静に判断できるようになりました。
News Traderは、大儲けのチャンスもありますが
一方裏目に出ると一文無しになるリスクも
背負う事になるのです。
FXが生涯の(仕事)と決めたのならば、
地道に稼ぐ事が第一だと思います。
あんじょ~ 7月29日は7時過ぎの誤発注(?)から始まって,ボラが跳ねまくる1日でした。こういう日に手を出すか大人しく静観するかが投資人生の岐路になる。ギャンブルは程々に。