【2023年9月4日】江守哲のコモディティコメント
こんにちは、江守哲です。
コモディティのコメントです。
ゴールドはいったん上昇に向かいましたが、やや休息している感じです。
海外市場では、米PCE物価指数や米雇用統計などの重要指標の発表をこなしました。
これを受けて、金相場も一服しているように見えます。
前回は「ボラティリティもまだ低位であり、仕込み時のようにも見えます」としました。
その後、ゴールドは上昇しました。ただし、目先は材料織り込みかと思われます。
次の材料は9月19・20日のFOMCです。それまでは動きづらくなるかもしれません。
もう一度押し目があれば買いたいところです。
私自身は保有していたゴールドのロングはいったん利益確定し、次の動きを待つ姿勢です。
米金利とドルの動きがゴールドに影響を与えますが、この材料待ちです。
FOMCを契機に再び動き出すか、それまでの動きもしっかりとみておきたいと考えます。
原油は年初来高値を更新してきました。
これまでの低迷を抜け出し、上値を試す展開です。
OPECプラスの減産や需要の回復期待が高まってきています。
中国の景気刺激策も支援材料になっているようです。
米国の石油在庫の減少や戦略石油備蓄の買い戻しもあります。
輸出も増えており、徐々に需給バランスは改善しているようです。
私自身はWTI原油をロングを保有していましたが、すでに利益を確定しました。
かなり買われすぎになっていることもあり、状況を見極めようと考えています。
トレンド自体はまだ上向きです。ストップを入れながら、利益を伸ばすのもよいでしょう。
次の方向性を見極めたうえで、次のアクションを考えたいと思います。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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