【2023年9月4日】江守哲のオプションコメント
こんにちは、江守哲です。
日経平均は堅調を維持しています。
海外市場では、米PCE物価指数や米雇用統計などの重要指標の発表をこなして堅調に推移しています。
このまま株価が上昇し続けるかは別問題でしょう。
注意しておきたいポイントがいくつかあります。
オシレーター系指標は買われすぎのゾーンに入っています。
また、騰落レシオの6日平均は過熱圏で高止まりしています。修正余地はが大きそうです。
さらに、空売り比率は40%とかなり低い水準です。
過去の経験則では、調整する可能性が高いといえます。
そのうえ、9月16日までは水星逆行の期間にあります。
相場が不安定化しやすい時期にあることは理解しておきたいところです。
25日移動平均線からの乖離率はまだ大きくありません。
しかし、上記のような状況でもあり、突発的な下げには注意しておきます。
私自身はすでにコールを利益確定し、33250円のコール買い1枚と、33500円のコール売り2枚を保有していました。
しかし、これはあまりワークしないと考え、手仕舞いしました。
そのうえで、プット買いを行いました。10月限で32250円を購入しています。
プレミアムが高いので注意が必要ですが、まずはこのポジションで次の動きを確認したいと考えます。
コストが高いと感じられる方は、プット売りも組み合わせるとよいでしょう。
32500円のプット買いと31500円のプット売り(2枚でもよい)の組み合わせなどです。
今週末は9月限のSQ算出日ですので、ポジションがある場合にはそろそろ手仕舞いを検討しましょう。
新規のポジションは10月限で保有した方がよいと考えます。
なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。
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