チャートを素直に見る
こんばんは、
水上紀行です。
リアルタイムチャート(以下チャート)を見慣れてくると、
買いが強そうだとか、売りが強そうだとか、
ニュートラル(中立)な状態だとか、体感的にわかってくるものです。
体感的にわかるようになるためには、チャートを素直に見ることが大切ですが、
この「素直に見る」ということが、結構難しいものです。
というのも、特にポジションを持っていると、
どうしても自分のポジションに都合が良いように、
知らず知らずにチャートを見ようとしがちです。
それは、たとえば、体感的には買い気が強いと感じながらも、
あえて自分が理性と思っている考えで、
その感覚を否定しようとすることもあると思います。
しかし、チャートを素直に見られるようになるためには、
自分が理性と考えているものに捕らわれず、
自然体で重いか堅いかどちらでもないかを感じるように心掛けることが必要です。
そして、チャートを素直に見られるようになると、たとえば、私の場合、
買いが強いと首筋から頭の側面に掛けて圧迫を感じたり、
売りが強いと前頭部が上から押されるように感じたり、
ニュートラルであればどこにも圧迫を感じないといった
具体的な感覚を持つようになります。
どういうふうに感じるかは、人それぞれだと思いますが、
この感覚を身につけると、相場を見る上で、大変重宝します。

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