Man-babyとRocket-man、危険な玩具で遊ぶ似たもの同士

浅野敏郎

「投資の学校」浅野敏郎
From 新宿オフィスの編集室より

 
 
歴史的な米朝首脳会議の開催日程が6月12日と発表され、
一気に北問題が収束に向かいかけた矢先、

北朝鮮は、首脳会談を半ば、白紙化するように
「核の完全放棄を強いるなら、会談の開催は微妙になる…」
ようなことを述べたとの報道が伝わり、
楽観ムードは一気に吹き飛びました。

 
一度約束したことを撤回するのは、
北朝鮮の歴史的な常套手段ではありますが、

そもそもこの首脳会議の開催が決まった背景には、
北朝鮮の完全非核化が前提だったわけで、

人質を解放したり、
核施設を廃棄する様子を中継する・・・
とまで述べたりした北朝鮮に対して
感謝ということばを使ってトランプ氏が歓迎した後のことだけに、

今度だけは、いつものこと・・・では済まされない根の深さを感じます。

 
 
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

 
それにしても今週は激動の1週間でした。

冒頭の米朝会談に関するバタバタ劇の一方で、
トランプ大統領は、イスラエルのアメリカ大使館を、
ついにエルサレムに移転しました。

9・11以降続いてきたイスラムと米国との対立が、
随分と沈静化していた(ように感じていた?)だけに、
なぜ今、わざわざイスラムが嫌がることを?
と不思議に思ってしまいます。

これで、イスラム系の反米感情が再燃するのは必至となり、
第二の9・11のような悲劇が起きるリスクが
高まったのではないでしょうか。

 
金正恩氏にせよ、トランプ氏にせよ、
意味も無くこのような行為をするとは思えませんが、

かたや核、かたや宗教といった、非常に微妙な道具を、
まるで子供が遊ぶオモチャのように軽々しく国家の代表が扱うのは、
本当に止めていただきたいと思います。

 
そんな中で、ドル高が再燃してそろそろ2ヶ月が経ちますが、
リスクオンとは言えない地合でのドル高理由について、
金利高だけではない側面が少し見えてきた気がします。

 

金利差以上にマズい、トランプ氏のワガママ

そもそも大使館移転問題は、
中東情勢を不安定にしかねないことから実現性は低い
というのが少し前までのコンセンサス(潜在的に一致する意識)
だった気がしますが、

イランの核合意離脱を予定通り強行し、
こうも簡単に大使館移転を実現してしまうと、
トランプ大統領が当初掲げていた様々な公約も、
いずれは強引にでも全て実現してしまうのではないか?

と思えてきます。

そう考えると、最近のドル高は、きわめて自然な展開です。

というのも、例えばその一つであるのが、
大規模減税の財源に充てることを目的とした、
アメリカ本国投資法の復活です。

既に、米国外で米国企業があげた収益に対して、
税率を引き上げるなどの姿勢を示していますが、

ここまで強行的なトランプ氏を見てしまうと、
今後、国外に滞留している資本までを
半ば強制的に本国へ送還する仕組みを作り上げるのも、
もはや時間の問題という考え方もあって当然でしょう。

そうなると何が起きるかというと、
一時的にせよ、圧倒的なドル買い需要が発生するということです。

 
例えば欧州にある米系企業が、欧州から得る収益はユーロであり、
恐らく特別な理由が無い限り、そのままユーロで蓄えられます。
そして、ユーロ地域に投資されているドルの投資マネーも、
現実的にはドルからユーロに形を変えて運用されているはずですから、

もしこうした資金が、米本国へ引き上げることがあれば、
どこかの段階で必ず、ユーロをドルに戻す必要があります。

 
また一見は、
ドル高と無関係に見えるイラン核合意離脱やイスラエル問題ですが、
これらが引き起こす中東の不安定化は、
地政学的にも欧州全体に拡散する可能性がある上に、

アメリカの交易姿勢には元々問題があるなど、
欧州内にも今後、反米感情が高まる可能性は充分あります。

実際、欧州ではロシアに対する感情が急速に改善しているらしく、
その一要因として反米感情である、との話もあるくらいですからね。

そうなれば、例え本国投資法のような強制力が伴なわなくても、
欧州の米国マネーはリスク回避を目的として、
ユーロを売ってドルを買い戻す動きに傾きやすくなります。

つまり、アメリカ人の立場で考えれば、
アメリカにとって不利な地域への投資は止めてひとまず自国へ戻そう
ということです。

 

対円でのドルの行方は?

対円に関しても、同様なドル買い需要はある程度あるでしょう。

ただ、欧州などと比べると、在日米系企業の規模は恐らく小さいでしょうから、
株式投資などに向かっていた金融資本の一部が流出する程度に限定される、
かもしれません。

しかし一方で、海外におけるユーロ売りやポンド売りに伴って、
ユーロ円やポンド円が下落するリスクがあり、
そうなれば一時的な円買いに形が変わる可能性は充分あります。

従って、
その他の通貨でドル高が進むほど、ドル円は上昇しにくいことも予想できます。

 
今のところ、ドルのインデックスが上昇している理由を、
好調なアメリカ経済によるドルの金利高
に求めるのは間違いではありません。

しかし、世界中に拡散しているドルマネーが、
投資リスクや法律など、何らかの理由で米国へ戻るようなことがあれば、
金利などには関係なくてもドル高になりますから、

ドルの金利高は、ドル買いの流れに拍車を掛ける補助要因に過ぎなくなる場合も
考えておきたいと思います。

 
 
今のところ、
赤ちゃんのようにわがままなMan-babyこと、アメリカ代表のトランプと、
核ロケットで気を引くことに夢中なRocket-manこと、北朝鮮代表の金正恩との、
「わがままコント」は、苦笑できる範囲にとどまっていますが、

イスラエルの米国大使館移転という強行を目の当たりにした金正恩氏が、
次は自分の番だとばかりに、笑えない手段を講じないよう願いたいものです。

 
 
浅野敏郎

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2 thoughts on “Man-babyとRocket-man、危険な玩具で遊ぶ似たもの同士

  1. 乾坤一擲

    おはようございます。
    もう、金曜なのですね(゚д゚)!
    Rocket-manはきっと仕手戦をしているのだろうと私はニラんでおります(@_@)
    自分が何か発言する都度、地政学的リスクが高くなったり低くなったり…
    自由自在ですもの!!
    方やMan-babyは情動的に行動されているように思います。

    トランプといえば、どっかで聞いたなぁと思っていたのですが、
    ディズニーの古典(?)で「Tramp & Lady」という犬の話がありましたっけ。
    野良犬のTrampがsセレブ犬のLadyの窮地を救う話だったと記憶しますが、
    あのTrampはすごくイケメン犬だったなぁ。

    返信
    1. 浅野敏郎浅野敏郎 投稿作成者

      乾坤一擲 さま、

      毎度、コメントを有難うございます。
      北が相場を仕掛けているという噂は、ちらほら耳にしますね。
      その真偽は別としても、
      あまりに脈絡がないKさんの発言は、まさに、
      ポジショントークだとすれば納得がいきますね。

      あ、ポジショントークというのは、
      自分がとったポジション方向を擁護するような言動
      という意味です。

      ディズニーは、すみません詳しくはないのですが、
      トランプ氏のあだ名を調べた時に、
      犬にまつわるものがあったような記憶があります!
      もしかすると関係があるかも知れず、
      背景が分かってスッキリ致しました。

      もちろん、K氏に比べればトランプ氏の方が、
      理性をもって行動している気はしますが・・・
      エルサレムの件は、非常に疑問ですね。

      一説に因れば、
      中間選挙における米国内のユダヤ票のため、という噂も聞こえてきますが、
      先日のTVではある教授が、
      米国内のユダヤ人は、民主党支持派が多く、
      共和党支持派は2%(確か)ほど・・・
      と、解説していた記憶があります。

      娘さんの旦那さんがユダヤ教徒というのは有名ですが、
      演出なのか、親バカ風に振舞っているような側面もあり、
      本当の目的が今ひとつ、ハッキリしませんね。

      相手に意図を悟られないのが自分流・・・的な事を言っていたトランプ氏、
      まさに世界は思う壺(少なくとも私は・・・)な状況に見えますね。

      良い週末をお過ごしください!

      浅野敏郎

      返信

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