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アルゴ取引と裁量取引、相場投資の未来像は?

「投資の学校」浅野敏郎
From 自宅の寝室より

 
 
それはそうと、
私の大好きなドラマの一つだった
「ブラック・ペアン」が先週の日曜日、最終回を迎えました。

 
人間ドラマとしての設定は、
本日のテーマとはまた違ったところにあるのですが、

外科手術の将来像という点で、
機械による術と、手による術とのバトルが、
一つの大きな背景になっていたと思います。

 
アルゴ取引とは、アルゴリズム取引・・・つまり、
売買の条件を数値化することで、
自動的に売買が行なわれ、自動的に収益が上がる仕組みを目指した
機械化取引とでも言いましょうか。

 
一方で、対極にあるとされているのが裁量取引で、
一般的には、自分の判断によって売買する取引を指しますが、

この比較と、「ブラックペアン」の一大背景とが
妙にシンクロしましたので、
今回は、投資家の理想的将来像を自分なりに考えてみました。

 
 
おはようございます。
今週も早や金曜日がやって参りました。

今まさに原稿を書いているこの時間に、
サッカーワールドカップの日本代表は、
本大会予選の最終戦に挑んでいます。

 
3戦目が予選の最終戦になるのですが、
今回の大会でも、3戦目は多くのドラマが生まれましたね。

メッシを擁するアルゼンチンが最終予選でやっと勝ち抜け、
勝ち星がゼロだった韓国を相手に前回優勝国のドイツが敗戦し、
予選敗退となりました。

引き分け以上で勝ち抜けられる日本代表の相手は、
下馬評ではトップ通過とされていたにも拘わらず、
未だ1勝もあげていないポーランドです。

ここは韓国のようにプライドを懸けて臨んでくるでしょうから、
油断は禁物です。

あのブラジルのキャプテンであるネイマールですら、
勝ち抜けた試合が終わったあと号泣していたわけですから、
それほど大変であることは、私たち応援する側も
理解しておく必要がありますね。

 
 

機械化のメリット

まず最初に思い浮かぶのが、
機械には感情が無いので、必ず指示通りに動く
という側面でしょう。

アルゴ取引に置き換えれば、
買いの条件を満たした際には躊躇無く買い、
売りの条件が揃えば躊躇無く売る、ことを意味します。

裁量取引の最大の欠点はメンタルだとも言われており、
この点ではアルゴ取引が圧倒的に優位に見えます。

 
また、機械が行なうアルゴ取引では、
24時間休み無く相場を監視できます。
従って、人間が寝ている間に発生しえるリスクやチャンスを
逃すことはないでしょう。

この点でも、機械の優位性が秀でています。

 

機械化のデメリット

一方、何と言っても、機械に指令を出すのは人間である以上、
アルゴ取引で自動的に充分な収益をあげるためには、
優秀な人間が作ったアルゴリズムが必要だと言う事です。

「ブラック・ペアン」でも、
高度なロボットが難しい手術に使われるのですが、
操作するのは人間である以上、
優秀な操縦士が必要になります。

 
また、ロボットの手さばきなどの動きが、
優秀な人間の動きを模倣しているとすれば、
その動きの元となる手術が出来る人間の外科医が必要だ
と言うことにもなりますね。

 

裁量取引の実態として

裁量取引は気分だけで売買する、ギャンブルのようなもの
という捉え方は、実は間違っています。

裁量取引でも、
最低限チャートは見るでしょうし、
移動平均線を手計算する人など今や皆無でしょう。

 
それでもなかなか収益が上がらないとすれば、
そもそもチャートの見方や売買判断の導き方違っている・・・
と考えたほうが順当でしょう。

 

裁量取引のメリットは

例えばブレークアウトを活用する際にも
単にサポートやレジスタンスを越えた事実だけではなく、

それまでに揉み合った時間、
上位足、下位足の状態などを随時確認しながら
数あるブレークの中から、
最終的に勝ち目がありそうなものに絞って
取引を行なうこともでき、
場合によっては取引しないという判断も含みます。

 
また例えば、ドル円相場に取り組むとしても、
その他の相場におけるドルの強弱や円の強弱
新たに発生したドルに関連するイベントなどを、
いつでも加味することが出来るのも裁量の優位点です。

 
もちろん、アルゴリズムそのものを高度化するために、
数多くの条件をアルゴリズムに取り入れることは
不可能では無いでしょう。

しかし、今度は逆に、相場が決定的な状態でも、
全ての条件が揃わないと売買をしなくなるという、
新たなジレンマを抱え込むことになり、

反応が遅くなるというデメリットが強くなるはずです。

 

道具は使いよう、使われない努力を

「ブラック・ペアン」では、
共存というありふれた?結論で、
機械と人間の論争に幕が引かれましたが、
アルゴ取引と裁量取引の論争も同じことが言えそうです。

判断までのプロセスを、簡単に、迅速に、正確に行なう
アルゴリズムのメリットを生かし、

常に相場を見ていなくても、
最低条件をアラートとして教えてもらったり、
自分の判断のフィルターとして使う方法は有りだと思います。

 
しかし最終的な売買判断は、
例え苦しくても自分で下すことをしなければ、
投資家としてのノウハウは一切積み上がりません。

そして、結局は他人の粗悪なアルゴリズムに
資金を投じて便乗し、
収益すら得られないどころか、資金を騙し取られる・・・
ということにも成りかねないのです。

 
 
Wカップしかり、簡単な勝利や栄光はやはり有り得ず、
ただ自分を磨くのみ
というのがむしろ自然であり、
そこに最新のトレーニングマシンを取り入れるのは、
効率の面ではむしろその方が良い、ということなのでしょう。

 
 
浅野敏郎

P.S.
試合は負けましたが、もう一つの予選結果により、
ギリギリ決勝トーナメント進出が決まりました!!
先ずはおめでとう、そしてあとは、
行けるところまで行ってほしいと思います。

 
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