主要銘柄の決算発表シーズンがスタート
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
10月も残り10日ほどですが、
今月は投資家にとっては忙しい
気持ち的に落ち着かない日が多かったかもしれませんね。
そして、
主要銘柄の決算発表の始まる今週は
また株価が動く可能性を秘めています。
そこで今日は、
先週の日本市場とこれから始まる決算シーズンについての
見通しをお話したいと思います(^^♪
日本株続落、19日朝に安値更新も反発して終了
米国に合わせ、11日より
(短期)下落転換としている日本市場ですが、
15日(月)に消費増税を安倍首相が明言したことを嫌気して
日経平均は423円安となり、一時安値を22,261円まで引き下げました。
その後大きく反発する場面もありましたが、
再び下げ優勢となり、19日(金)朝に
大きくギャップダウンして開始され、
安値を22,212円まで更新しました。
しかし日銀のETF買い入れもあってか
安値から後場の高値まで339円も反発するなど、
2万2200円台では買いも入っている様子です。
結局、日経平均は週間163円安で3週続落して終わりました。
東証リート指数が比較的堅調を続けているほか、
電気・ガスや医薬品がベスト業種となっており、
ディフェンシブな構えを取る投資家が多い模様です。
日経平均は以前のボックス相場の中に戻り、
上は2万3千円、下値は2万1千円くらいまで
あってもおかしくはありませんが、
間もなく始まる企業決算シーズンを前に、
下値を売り込む向きは限定的だろうと思います。
為替レートが企業の想定を上回る中で、
超控え目な期初想定を、好調な中間決算と合わせて
上方修正する動きが強まると思われるからです。
これが2万5千円などの高値で決算シーズンを迎えれば、
ある程度の上方修正は価格に織り込み済と
される可能性もありそうですが、
2万1千円台での上方修正なら大幅高必至であるため、
22,200円台で買いも入るのだろうと思います。
何しろ前期末を前に一旦2万4千円台(1月)をつけたのであって、
前期よりさらに利益が大幅に上積みされるのであれば、
このような安値は不当に安いと考える以外なくなってしまうからです。
さらに今四半期では決算発表と同時に
大量の自社株買いが入る可能性も高くありそうです。
米国では2018年だけで過去最大となる
合計100兆円規模の自社株買い発表があるとされ
(アップルだけで10兆円超)、株価の上昇要因ともなっています。
暴落した10月9日~12日の週の外国人投資家は、
一転して先物で巨額の売り越しとなりました。
現物は▲3,177億円の売り越しと、
4週ぶりマイナスであったものの大した金額でありませんでしたが、
日経平均とTOPIXを合わせた先物の売り越し額は
▲1兆1,987億円と、超巨額でした。
自民党総裁選直後の+1兆486億円の
買い越しを相殺するものとなりました。
今後はこのあと決算シーズンに
どのように変化していくかが重要です。
それでは、
本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
また来週お会いしましょう^^
―戸松信博
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