BLOG

投資に役立つ
伝えたいことが毎日ある。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ
  4. 先につながる投資手法

先につながる投資手法

私は「へたれ阪神ファン」だが、
昨年後半あたりから、阪神の野球がつまらなくなった。
監督の采配に「筋が通っていない」からだ。

へたれと呼ぶのは、甲子園で観戦したのは幼少時の記憶にしかなく、
神宮球場や後楽園で何回か観戦したに過ぎないからだ。

阪神が優勝を争っていた昨季の後半は、
まだ、優勝を意識したプレッシャーかと、好意的な解釈もできた。

もっとも、クリーンアップからホームランバッター全員を外すという選手起用では、
相手に全く威圧感を与えられないと思えたのだが。

しかし、今年の開幕直後や、シーズン負け越しが決まったような今では、
目先の勝ち負け以上に、どのようなチームを作りたいかのビジョンが見たいのだ。

今季で監督が辞めるのなら、なおさら、来季への置き土産が欲しい。
現チームの積極的な走塁は見ていても楽しいが、それだけでは物足りない。

大谷翔平や佐々木朗希を育て上げたような「辛抱」までは望んでいない。
しかし、夢のある選手たちが、それなりの実績を示しているのに、
彼らをどのような選手にしたいのかのビジョンが見えないのだ。

その才能を浪費しているように見えるのだ。
先につながる選手起用が望まれる。

私は短期トレードでも、先につながる投資手法を心がけている。
基本的な売買手法は以下の拙著でご紹介しているが、
ここではその成功例、失敗例、目先の勝ち負け以上に
「先につながる投資手法」とした例の3つをご紹介する。

参照:矢口新の短期トレード教室
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775991541

1、 成功例

取引時間:8時45分~10時55分

高寄りして、更に上伸した。ダブルトップ(2回目はわずかに高値更新)となり、保合を下抜けたところで、売った。

わずかながら反転の兆候が見えたので、手仕舞った。口座に7万円もあれば、ミニ1枚の売買ができるので、資金効率、時間効率共に、非常に優れた売買となった。

2、失敗例

取引時間:8時45分~11時

保合を上抜けて高寄りし、今度は下抜けしたので、反発を買うのを躊躇した。

高値圏の保合を下抜けたので売ったが、上髭となった最初の戻し(売りの急所)で損切りしてしまい、その後は入れなかった。

私がお伝えしている売買手法で、反発を買い、反落を売っていれば(損切りを辛抱する。あるいは、損切りしても売り直す)、2~3万の収益に繋がっていた。

教訓:躊躇する者は負ける。

3、「先につながる投資手法」例

取引時間:8時45分~11時15分

トレード1:下抜けを売り、小反発で損切り。

トレード2:上抜けを見越して買い、小反落で損切り。

トレード3:ダブルボトム、トリプルボトムから、フォーリングウェジの上抜けを買い、反落を見て手仕舞い。これは1万円以上の評価益を見過ごす形となった。この日は、日銀の金融政策が発表されたので、手仕舞いの水準が底となった。1、2分待っていれば、3万円を超える利益となっていた。

これを「先につながる投資手法」としたのは、1万円以上の評価益を見過ごす形となったのも、反落を確認してから手仕舞いしたことも、将来の大きな利益につながる手法だからだ。

もっとも、いくつかの間違いはある。

トレード2の買いで、しっかり上抜けするのを確認するべきだったこと。
トレード3の手仕舞いで、2本前の安値を下抜けるのを待てなかったこと。
トレード3で手仕舞ったのなら、その後の再購入を、ランチを言い訳に、行わなかったことなどだ。

お分かりだろうか?

私が「投資の学校」や著書「矢口新の短期トレード教室」でお伝えしていることは、しっかりと機能する。失敗はすべて「自分自身の心の問題」だ。

恥ずかしながら、私自身が自分の心を制御できていない。1つの理由は、プロ時代のトレードは、もっと長めのもので、ここまで短期ではなかったことだ。私がこのトレードを本格的に始めたのは、ここ数カ月で、まだ修行中だ。とはいえ、しっかりとした手応えを感じている。

私は他の誰にも負けないくらい相場を突き詰めて考え、また経験も積んできたので、こうした手法を皆様に提供できている。

しかし、それを活かすには、「心の強さ」が必要だ。その強さは、もって生まれたものというより、訓練で鍛えられるものだと思っている。つまり、私の手法をマスターして鍛錬し、10万円ほどの資金があれば、誰でも短期トレードでそれなりの利益を上げることができるようになるのだ。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


主要指標

最近の記事