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日本はワールドカップで優勝できるのか?

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こんばんは、矢口新です。

ワールドカップが始まった。
日本は初戦のオランダ戦で、
2度先行されながらも2度追いついて2対2で引き分けた。
二戦目のチュニジア戦は4対0の圧勝。
これでオランダと同じ勝ち点4となり、
ファーストステージ突破へ大きく前進した。

日本は、狙い通りにワールドカップで優勝できるのか?
末尾に挙げた2つのコラムを参照に、
AIに協力してもらい、
「歴史とデータから紐解く、
日本がワールドカップで9カ国目の王者になる方程式」を、
まとめてみた。

サッカーのワールドカップは100年近い歴史を持つが、
その頂点に立った国はわずか8カ国しか存在しない。
サッカーは世界で最も競技人口が多いスポーツの一つなので、
各国が莫大な情熱と国力を注ぎ込んでいるにもかかわらず、
なぜ覇権はこれほど一部の国に偏るのか。

英エコノミスト誌(日本経済新聞紹介)の分析によれば、
ワールドカップを制する強さとは、単一の要因ではない。
対戦相手のレベルを考慮した「Eloレーティング」などの
データ、システムの最適化、
そして移民やその子孫をも巻き込んだ多様性による
高度な人材獲得など、
複数の要因が組み合わさった「システムの結果」であるという。

こうして強豪国はその座に居座り続ける。
1976年にEloポイントで上位25%に入っていた国の約8割は、
現在もその位置を維持している。
とはいえ、日本のように少数ながらどうにか順位を上げた国もある。

日本は98年に初出場を果たすまで
ワールドカップ本大会の出場経験がなかったが、
それ以降は一度も出場を逃していない。
前回大会ではドイツやスペインといった強豪を破った。
今回の北中米大会ではダークホースとの呼び声も高い。
この躍進が90年代以降停滞している
日本の経済や人口に起因するはずはない。
むしろ日本の成功はサッカー当局が採用した戦略の成果といえるのだ。

日本は92年、
プロリーグのスタートを前にアマチュアリーグを刷新し、
100年かけてプロクラブを増やしていく構想を打ち出した。
以来、この計画を絶えず微調整しながら世界の戦術トレンドを研究し、
国内に広めてきた。かつては規律や勤勉さで
主に評価されていた日本人選手は今や卓越した技術で輝きを放ち、
欧州主要リーグで活躍する選手も多い。

重要なのは日本の取り組みがボトムアップ型である点だ。
対照的に中国はオリンピックと同じ戦略をサッカーにも適用し、
中央集権のもとで選手育成に惜しみなく資金を投入してきた。
だが、スポーツジャーナリストのマーク・ドレイヤー氏は、
サッカーでは即興性や予測不能性、
地域に根ざした強固な選手の育成基盤を持つかに
勝負が左右されるため、中国のやり方は機能していないと指摘する。

また、データやシステムの整備だけで勝てないのがワールドカップの奥深いところだ。

元プロサッカー選手・スポーツジャーナリストの
中西哲生氏が指摘するように、
過去の優勝8カ国すべてに共通しているのは、
競技人口の多さや歴史の長さではなく、
他国が決して真似できない「強烈な個性(独自性)」を有している点にある。
ブラジルの圧倒的なリズム、ドイツの徹底された規律、
イタリアの堅牢なカテナチオのように、
各国が固有の「マスターキー」を武器に世界の頂点をこじ開けてきた。

では、日本が歴史上「9カ国目」の
優勝国になるためのマスターキーとは何か。
それは日本が培ってきた「独自の特性」を
世界基準に昇華させることにあるのだ。

日本の最大の強みは、俊敏性、組織的な連動性、
そして近年欧州の最前線で磨かれた個々の高い技術力だ。
かつては「フィジカルの壁」に阻まれるとされた日本サッカーだが、
今回の代表選手では伊藤純也、前田大然、久保建英、堂安律など、
身体の合理的な使い方や状況判断のスピードで、
サッカー選手の理想とされる181センチより小柄でも
大柄な相手を無力化する選手が台頭している。

また、それが少数の才能に依存するのではなく、
誰が出てもそれほど遜色のない働きができるのだ。
彼らが混沌としたピッチ上で独自の技術と俊敏性を活かし、
組織として連動していく姿こそ、
他国が模倣できない日本固有の強烈な個性だと言える。

データが証明する「勝利のシステム」を構築しながら、
日本という国が持つ「固有の特性」を極限まで尖らせる。
歴史の壁を破り、9カ国目の優勝国となる青写真はすでに描かれている。
日本がその個性を世界にぶつけ、ピッチ上で完全に解き放つことができたとき、
ワールドカップ優勝という果てなき夢は、確固たる現実へと変わるはずだ。

参照:W杯で優勝する方程式(The Economist)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB111S20R10C26A6000000/

参照:競技人口でも歴史でもない…「W杯優勝8カ国の共通点」から見えた日本優勝の可能性
https://diamond.jp/articles/-/392329

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