最大の敵は誰?
From:矢口 新
自宅のトレーディングルームより、、、
私たちが相場で相手をしているのは、世界中の市場参加者です。
一般の個人投資家はもちろん、大きな資金力をもつファンドや
証券会社のプロのディーラーも、みんな同じ土俵で戦います。
ここが、相場がスポーツなどと大きく異なることころでしょう。
スポーツの世界は、基本的にプロとアマチュア、年齢、体格別など
プロの中でもカテゴリー分けされるものです。
極端な話をすれば、
プロ野球チームと小学生の野球少年団が同じ条件で試合をすることはなく、
相当のハンディを与えて、手を抜いても勝つことができるものです。
つまり、あなたが向き合う相場という相手は、とても強い相手です。
だからこそ真剣に取り組まなければ勝てないのです。
これは、一般投資家に限らず、プロのディーラーにとっても
相場とは強力な相手であり、手抜きして勝てるほど甘くはありません。
しかし、ある意味、相場という世界が
それだけ誰にとっても平等な世界だという証拠でもあります。
そして、相場という真剣勝負の場で重要になるのが
「自分自身との戦いに勝つ」ということです。
相場という世界は、
ひたすら自分との戦いです。
できるだけ大きな利益を取りたいという「欲」と、損失に対する「恐怖心」を
上手く自分でコントロールすることができるか、
それが相場で自分が望む結果を手に入れるために必要なことです。
「欲と恐怖心」は必ずしも悪いものではなく、
恐怖心によって危険から守ってくれることもありますし、
欲がなければ積極的にポジションを持つことができないでしょう。
ここで大事なのは、適度な「欲と恐怖心」を持つことです。
少なすぎても、多過ぎてもいけません。
これは、人それぞれ『適度』の程度が変わってきますので、
ご自身にとっての適度な欲と恐怖心を持って相場に臨むことです。
また、同様に知識だけを蓄えても
相場で勝てるようになるわけではありません。
どんな投資理論も複雑なデリバティブも、
知っているだけでは相場で勝つことはできないでしょう。
それどころか、学習のコストもまかなえないでしょう。
では、どうすれば勝てるようになるのか?
学んだことを活用して、実際にポジションを持つことです。
それも1回ではなく、繰り返しやり続けるのです。
学習をして身に付けた知識も、実際にポジションを持ってみれば
簡単ではないということを理解するでしょう。
その知識や技術を使い、「山越え谷越え」の数をどれだけ確認し、
ポジションを持てるか。ポジションを取ることなしにリターンは得られないのです。
相場で勝つために必要なものは、
知識や技術、相場観を持つだけではありません。
どんなに知識があっても、さまざまなテクニカル分析を活用できる人でも
負けることがあります。
相場という相手の前に、
自分の内にある過信、油断、強欲、恐怖心、そして甘さといった
自分自身が相場における最大の敵です。
「人に勝つよりも自分に勝て」
自分自身に打ち勝つことで、
相場で利益を上げることだけではなく、
人としてもさらに成長していくことができるのです。
相場は収益を上げるだけの場ではなく、
自分を成長させる場にもなります。
さあ、今日も一日頑張りましょう!
それでは、また!
―矢口 新
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