あなたは、いつ渡れる?
From:矢口 新
自宅のリビングルームより、、、
今、あなたの目の前に氷の張った川があります。
あなたはこの川を渡って向こうの岸に行かなければいけません。
ですが、氷は時間が経つにつれて溶けてきます。
氷が張った川を渡るのは怖いかもしれませんが、
壊れないかといつまでも心配していると、
その間にも氷は溶けてしまいます。
どこかで、渡る決断をしなければいけません。
凍った川を渡るのは怖いかもしれませんが、
こちら側の岸にいることが、必ずしも安全とは限らないのです。
どのタイミングで川を渡るか判断をするために重要なのは、
「今なら渡れる」という判断基準を自分の中で持つことです。
その判断基準は、人それぞれいくつかあるものです。
誰もがこの氷の張った川を渡るためには、
「今なら渡れる」という判断基準を自分のものにしておくことで、
こちら側の岸にいることが危険な状態になった時に、
生き残る可能性を大きくしてくれると言えます。
安全確認もせずに渡ろうとするのは、
ギャンブルのようなもので良い判断とは言えませんが、
確認に時間をかけ過ぎるのも状況が変わるリスク(氷が溶けていく)を
取るということでもあります。
これを、トレードで考えてみます。
トレードで理想的な稼ぎ方は、『損小利大』ですね。
損失を最小限に抑え、取れるときにできるだけ大きく利益を取ることです。
損小利大のトレードを実現するために必要なのは、
山越え確認、谷越え確認の判断をできるだけ早くし、
利益確定の判断は、転換点の見極めの確認に時間をかけ、
簡単には利益確定をしないことです。
つまり、トレードでも「今ならエントリーできる」という
タイミングを掴むための判断基準を持ち、
転換点の見極めの判断を早くし、
「早入り」ができるようになることです。
氷の張った川を渡るのと同じで、
転換点の確認に時間をかけ過ぎてしまうと、状況は変わってしまいます。
「今ならエントリーできる」という判断に躊躇してしまうと、
次のエントリーチャンスが来るのを待つか、遅れてエントリーをして
小さな利益しか取れなかったり、高値掴みにあったりする可能性もあります。
勢いと直感だけでエントリーするのは
もちろん良くないですが、慎重過ぎるのも良くありません。
なるべく早くエントリーすることを意識して、
転換点の見極めの精度を高めることが
安定して稼ぐ、『損小利大』のトレードを実現するために
重要な要素なのです。
最初は上手くいかないこともあるでしょうが、
これもまた繰り返し経験を積むことで
自分の中での判断基準というものが出来てきます。
そして、その判断基準の精度が高まってくれば
「今ならエントリーできる」と
自信を持って決断できるようになるでしょう。
ぜひ、できるだけ早く転換点を見極め、
エントリーできるようになることを意識して
日々のトレードに取り組んでみてください。
それでは、また!
―矢口 新
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見極められない私より
ジュリーさん
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、転換点の見極めの精度を高めること、
そのために地道な努力を続けることがトレードで勝つための
最善の方法だと思います。
すぐにできるようになるものではなく、簡単ではありませんが、
愚直にやり続け、少しずつ成長していきましょう。
今後とも一緒に頑張りましょう。
矢口