「絶対に取り返す!」がダメな理由
From:ニコラス・グールド
都内のトレーディングルームより、、、
もしあなたが
デイトレードやスキャルピングをやっているなら、
きっと、一日のうちに何回か連敗した経験があるでしょう。
そんなとき、損失が出たことにイライラして、
熱くなって、取り返そうとムキになってトレードしてしまったことは
ありませんか?
気が付いたら、
深夜3時ころまでトレードしていたとか…
そして、結果はといえば、
損失を取り戻すどころか、
逆に増やしてしまっていたり…
そうなると、
「いったい今日は何をやっていたのだろう」と
無力感や喪失感にとらわれて
自身もなくるし、モチベーションが低くなり、
それから良い結果が出せなくなってしまったりします。
ですが、こういった失敗を避けるために、
実は、すでに効果のある方法があります。
それは…
「一日のトレードの終わり時を知る」
ということです。
どんなマーケットでも、
デイトレーダーやスキャルパーは、
開いてる時間はひたすらトレードしたくなるものです。
ですが、何のルールもなく、
トレーディングをやり続けることは、
収益の面でも、メンタルの面でも
不安定にする原因となります。
そのため、ある程度「こうなったらやめる」という
ルールを設定しておくことが、無駄な損失と
モチベーションの低下を防ぐために有効です。
特に、FXなどは、平日は24時間取引ができますから、
「やめ時」という意味では、きちんとコントロールしないといけません。
とはいえ、どんなシチュエーションになったら、
トレーディングを終わりにするべきか、
ほとんどの人はアイディアがないでしょうから、
いくつかヒントを提供します。
もちろん、これは
私の経験から、効果のあるものですし、
私がコーチしているトレーダーも取り入れ、
トレーディングの成績を安定させることに
役立てている方法です。
たとえば・・・
●普段より長くトレードしているとき
●トレードに100%集中できていないとき
●簡単に利益が得られたとき
●マーケットがいつもと異なる状況のとき
●損失の限度額に達したとき
などです。
トレードをビジネスとしてとらえ、
高いパフォーマンスを発揮したければ、
メンタル的に集中できない時や
疲れている状態でのトレードは
何も良い結果を生みません。
トレーディングは、常に頭を働かせて
刻々と変わる状況に合わせて行わなければなりませんから、
疲労の蓄積や集中力の欠如は判断力の低下につながり、
最後は損失という結果になってあらわれてきます。
そして、マーケットが
自分の思惑と食い違うときは、
無理にトレードするのではなく、
「今日は自分の日ではない」と
諦め、撤退することも必要です。
マーケットは、今日がダメでも、
次の日に新しくチャンスがあります。
次のチャンスを活かすためにも
傷口を最小限にとどめておくことが
トレーディングのマネジメントとして
とても大切なのです。
最後に、一日の限度額を決めることは
もっともロジカルで客観的な方法です。
自分のトレーディングの平均的な利益よりも
限度額を低く設定しておけば、
勝ち負けの中でも、
トータルで利益を残せる可能性を
より高くすることができるでしょう。
もっとも、ここで気を付けなければならないことは、
「ルールを守る」ということです。
損失の限度額を守っていれば、
その損失は、これからの良いトレードで
たった1日でも取り返すことも可能です。
ですが、限度額のルールを無視すれば
その一日の損失を取り返すのに、
何週間、何か月もかかってしまうことになってしまいます。
日本人トレーダーが損失になっている原因は、
ほとんどがメンタルの問題です。
トレーディングの終わり時を理解することで、
メンタルコントロールが簡単になり、
トレードの収益面でも良い影響をもたらしてくれることは
間違いありません。
ぜひ参考にしてみてください。
頑張りましょう!!
―ニコラス・グールド
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