私が思う、相場の最大の魅力
From:矢口 新
自宅のトレーディングルームより、、、
先日20日(土)に
ボクシングのロンドンオリンピック、
ミドル級金メダリスト村田諒太選手の
WBA世界ミドル級王座決定戦が行われました。
試合結果はご存知かもしれませんが、2対1で村田選手の判定負けでした。
しかし、スポーツニュースでも盛んに取り上げられているように、
村田選手はダウンも奪い、相手にはほとんど有効打も打たせず、
相手を圧倒しているようにも思われましたが、結果は僅差の判定負け。
素人目にも村田選手が有利に試合を進めているように見えましたし、
元世界チャンピオンたちの解説者や、
日本国内だけでなく、海外メディアもこの判定に疑念を呈しています。
さらには、試合の主催元でもあるWBAの会長までも、
採点結果に採点に「怒り」を露わにし、
「委員会に再戦を要求する」とまで発言をしています。
振り返れば多くのスポーツで、これまでにも納得のいかない審判判定や、
ビデオで確認すると明らかな審判のミスで、結果が負けとなった勝負がいくつもあった。
しかし、負けは負けで、後日に判定が覆ることはなく、
結果とは時に理不尽なものです。
一方で、私たちの普段の生活に目を向けてみると、
スポーツの世界以上に理不尽なことが多いのではないだろうか。
例えば、就職試験の「負け」、昇進や評価での「負け」、
公私にわたる待遇面などでの「負け」だ。
そしてこれらの判定負けは、
基本的には自分には見えない「闇」の世界で下されるので、
「負け」と宣告されても、
自分のどこが悪いのかが分からないままのことが多いのです。
しかも、このような「負け」を宣告されても、
自分の身近な人に訴えても、愚痴にしかならず、
村田選手のように、世間が一緒に憤ってくれたり、
自身はKO勝ちすればいいと納得することもできないのです。
そんな自分には見えないところで結果が決まるような世界とは違い、
相場という世界、特に短期トレードは目の前で決着がつき、
結果はもちろん、その勝敗の要因も明確に見えるのです。
そして、結果が見えること、その理由も見えることというのは、
決して悪いことではなく、むしろそれが見えることによって
新たな結果(勝利)のために、努力をすることができますし、
具体的な方法や対策も考えることができるものです。
原因が分からず、ただ「負け」を宣告されるだけでは、
次の試合のために効果的な対策を講じることは難しく、
何より次の試合に向けてのモチベーションが上がらないでしょう。
だからこそ、結果が出る。
結果が見えるということは良いことなのです。
さらにその結果が、誰にとっても公平な判定の上でのものであれば、
努力は決して無駄にはならないのです。
相場とは、誰もが公平な判定によって結果を受けることができ、
その結果を自分の目で見ることができます。
そして私が相場に惹かれた最も大きな理由がここにあります。
そして、みなさんはこの相場の世界に足を踏み入れ、
勝ったり負けたりを繰り返しながら、
自分自身の目標達成のために日々努力されていることでしょう。
その中で、自分のトレード結果、
特に負けトレードからは目を背けたくなるものですが、
素直に結果を受け入れることこそが、
新しい結果を手に入れるためには大事なことです。
事実、村田選手は試合を振り返って、
「第三者の判断が全て。もっとああすればよかった、こうすればよかったと考えてしまう」
と語り、不可解な判定に対しても不満を言わず、
素直に結果を受け入れ、試合の反省点を上げていました。
村田選手の結果に対する姿勢を見ると、
今後については明言していないものの、
次こそは文句なしの内容で、世界王者になるのではないかと期待してしまう。
私たちはもっと結果が見える世界で戦うことができるのですから、
しっかりと自分自身の結果に目を向け、
日々スキルを向上させるために精進していきましょう。
それでは、また!
―矢口 新
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