イベント時のポジション、あなたはどうする?
From:矢口新
自宅リビングより、、、
FXでも株式でも、
相場で儲けるためには「値動き」が必要です。
値動きが大きいほうが、
それだけ利益も大きく取れる可能性があるため、
できるだけ値動きが大きい銘柄、時間帯に
トレードをしたいものです。
そして、
相場が大きく動きやすいタイミングといえば、
米国の雇用統計、FOMC政策金利発表などの
大きなイベント、指標が発表となる時です。
大きなイベント、指標前に
ポジションを持つことは、
上手くいけば大儲けできるチャンスです。
しかし、当然思惑と逆方向に動いた場合は、
その分大損をする可能性があるため、
イベント時のトレードは博打的な要素が大きくなります。
例えば、上図は先月2日(金)の
雇用統計が発表された直後の
米ドル/円15分足チャートです。
結果が発表された
日本時間午後9時30分からの15分間で
70銭ほど価格が下がったことがわかります。
仮に、小さな値動きでも
それなりの利益が出せるくらいのポジションで
買いのポジションを持っていたら、
強制ロスカット、追証が発生するという事態に至ります。
つまり、数十銭の利益をコツコツ積み上げたい、
1円取れればかなりの利益が出せるという量の
ポジションで売買をしているのであれば、
大きなイベント時の売買が思惑と外れてしまうと、
立ち直れないほどの損失を出す可能性があります。
そのようなリスクを考えると、
「大きなイベント時にはポジションを持たず静観」
というのが鉄則だとわかるでしょう。
ところが、
何も大きなイベント時にだけ
短期間で相場が大きく動くわけではありません。
2016 年 10 月7日(金)午前8時8分から3分足らずの間に、
英ポンド/米ドルの価格が9%以上も急落したことがありましたが、
この時は、イベントが何もなかったにもかかわらず
これだけの値動きが発生しました。
このように、
市場が油断している時に大きく動くこともあり、
この時の下落に関しては1分数十秒後には大反発したため、
売り持ちの人もそれほど儲けられず、
リスク管理のために損切オーダーを入れていた人だけが
大損した、という結果となりました。
リスクを最小限に抑えるためのはずの
損切りオーダーがあだとなり、
結果的には大損をしてしまったのです。
私は、株式においてはスウィングトレードで
損切りオーダーを入れずに、買いと売りの銘柄を組み合わせることで
リスク管理をする方法をおすすめしています。
しかし、FXは概ね米ドルに連動するため、
売りと買いを組み合わせる方法は困難です。
だからこそ、
FXにおいては博打的な要素を捨て、
目の前で完結する短期トレードの技術を高めることが
長く相場に生き残り、
安定した投資運用をするための
最善の方法だと考えています。
相場に生き残り続けるためにも、
博打的な要素があるトレードはせず、
損小利大のトレードを心掛け、
相場に生き残り続けるために必要な
トレード技術を日々磨いていきましょう。
それでは、また!
―矢口 新
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ありがとうございました。
まささん
コメントありがとうございます。
今後のトレードの参考にしてみてくださいね。
引き続きよろしくお願いします。