頭と尻尾は必要経費
From:小次郎講師
大阪へ向かう新幹線から、、、
東京の近辺は小雨でしたが、
大阪は晴れているみたいですね。
最近は、投資の学校さんと協同で
グループレッスンのプログラムを始めたので、
トレーダーの皆さんと
直接お話をする機会が増えました。
大阪にも月に数回きているのですが、
これが何よりも楽しみで、
私自身も毎回発見があります。
といっても、
トレーダーの皆さんが悩むポイントは
昔から変わりませんね(笑)
そのうちの1つが、
利益確定の方法なのですがー、
ここで質問です。
皆さんのなかで、
「価格」、で利益確定を決めているかたは
いらっしゃいますか?
もしそうだとしたら、、、、
大きなトレンドに乗れず、
とるべき利益を取り逃がしているかもしれませんね、、、
例えば、
ある銘柄を2000円で買ったとして、
2300円になったら手仕舞いをする、と決めたとしましょう。
価格が2300円を超え、その後すぐに天井を付け、価格が急降下。
あなたは2300円で手仕舞いをしています。
大成功ですね?
では、
価格が2300円をつけたので、あなたは手仕舞いをしたのですが、
その後もスルスルと価格が上がり続け、2700円を付けています。
このトレードは成功でしょうか?
利食いをせずに買いポジションを維持していれば、
大きな利益を獲れたはずなのに
結果として大きな利益を取り逃がしてしまいました。
つまりー、
価格で利益確定をきめてしまうと
大きなトレンドを獲り逃してしまうということです。
大きなトレンドを逃さず、利益をだすためには、
トレンドがある限りポジションを維持し、
トレンドが終了したら手仕舞いをする。
という考えが適していると思います。
そしてー、
あなたが、トレンドをフォローすることで、
大きな利益を上げようと思っているとしたら、
1つだけ覚えておいてください。
「頭と尻尾は必要経費」
トレンドをフォローするということは、
トレンドが終了してから手仕舞いをするということですから、
どうしても、
利益が少し減ってしまうということになります。
例えば、
価格が上昇し、80万円の含み益が出ていたのですが、
そこから価格が反転し下降を始めました。
手仕舞いのサインが出たとき、含み益は60万円になっていました。
トレンドが終了するサインは、
そのトレンドの最高値を付けた後に出るものです。
ですから、利益が減ってしまうように感じるのですね。
得られたはずの20万円を嘆く気持ちはわかります。
ですが、この20万円は必要経費として割り切ることが必要です。
仮に、
70万円の含み益がでたから利食いをしたとして、
その後、そのトレンドが80万円を超えて90万、100万の
含み益を出す勢いになっていたとしたら、、、
獲りそこなう利益がどれくらいになるか見当もつきませんよね?
しかしー、
手仕舞いのサインが出るまで我慢する
というトレードを続けていれば、
ある程度の獲りそこなうことはあるものの、
十分に計算でき自分でコントロールが可能です。
大きな利益を獲るためには、
ピークの価格から手仕舞いのサインが出るまで、
に獲りそこなった利益は必要経費と割り切りましょう。
*
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・価格が下がった安い時に買い、
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何時も勉強になります。ありがとうございます。
まさ さま
コメントありがとうございます。
少しでも学びを得て頂ければ
私もうれしい限りです。
引き続きよろしくお願いします!
小次郎講師こんにちは!
小次郎講師の授業がわかりやすく好きなので
何度も何度も繰り返し勉強しています。
今日は質問がありました。
デモトレードから実践で少額トレードに少しずつですが
ステップアップしています。
小耳にはさみましたが、Vトレーダーはトレード前に必ず
トレードシナリオを立てる様ですが・・。
小次郎講師はトレードされる前に
シナリオをたてますか?
立てるコツなどありましたら教えてください。
お忙しいとは思いますが宜しくお願いいたします
わたなべあすか さま
コメントありがとうございます。
私はシナリオを立てません。
「予想はよそう」派だからです。
トレードシナリオとは(一般的には)
ケース1,こうなったらこういう展開になる。
ケース2,こうなったらこういう展開になる。
ケース3、こうなったらこういう展開になる。
と複数予想して、
どのような展開になるかを探るものを言います。
単純にひとつのケースを予想するよりは、
予想が外れるというリスクが低いのですが、
ケース別に予想するということには変わりありません。
私は予想を出来るだけ避けて、
流れについていくという考え方で投資をしています。
トレンドが出来たとしても、
それがどこまで上がるか、どこまで下がるかということは
事前に考えてはいけないというのが私の考え方です。