グローバル相場の変化を読み取ろう
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
5月もあっという間に折り返しですね。
ここにきてグローバル相場にも変化も出てきました。
何度もお伝えしているように、
米国はグローバル相場の半数近いシェアを誇り、
は、米国の動向に大きく左右されるといえます。
だからこそ、
このブログでは日本市場はもちろん、
米国をはじめとグローバル相場の見通しについても
お話してきました。
まだまだ日本株をやる人にとっては、
日本の株式市場だけに目を向けている方が多いように感じます。
ですが、実際に米国の動向によって、
日本の株価も上下している事実もありますので、
株式投資をやるうえでは、
米国をはじめグローバル相場の
動向もチェックしていただきたいのです。
そして今日は、
先週の米国株式市場で少し変化が出てきましたので、
こちらをテーマに、グローバル相場の見通しについて
お話していきたいと思います。
米国株は50日線を明確に上に捉え、強気モードに
米国株に対しては4月10日より
上昇転換と判断してきましたが、
先月後半より50日線に阻まれる形で
軟調に推移してきました。
このまま同線が抵抗線となり、
高値更新できなければ再度の下落転換も
視野に入るところでしたが、
アップル(AAPL)が決算後に
最高値を更新してきたあたりから指数も連騰を続け、
ついに50日線を上に捉えてきました。
週間の上昇率はダウ+2.34%、S&P500+2.41%高で
ともに3週ぶりに反発、
そしてナスダックは+2.68%高で2週続伸し、
過去最高値まであと2.4%に迫っています。
この週も半導体株が非常に好調で、
フィラデルフィア半導体株指数は+4.1%の大幅上昇でした。
銀行株指数も大きく上昇し、
52週高値を取る中小の銀行株が多く見られました。
相場の景色は1週前と比べて随分と変わっており、
非常に弱く推移していた香港ハンセン指数も
週間+4.0%の大幅高で反発しました。
イラン核合意から米国が離脱し、
イラン産原油の供給が大幅に減る見込みから
原油価格が70ドルを突破し、
ロシアの株価指数も+4.0%の大幅上昇でした。
そして2月以降急激に上昇した
「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は
週間で▼14.4%急落し、1月以来の低水準に落ち着き、
リスクオンの相場雰囲気に戻りつつあります。
ナスダックは4月後半に出来高増して
下落する日が4度を数え、
反対に出来高増して上昇する日は
全く見られませんでしたが、ようやく5月10日に
その強い組み合わせが出たところです。
週末ダウは+91ドル高、シカゴ日経先物は
大証終値比15円安の22,715円で終了しています。
一週前よりも相場への期待感は増しているところです。
このように米国経済、米国株市場の変化が出ると、
日本市場にも影響が出る可能性があります。
このことを理解したうえで、
今週の相場もチェックしていきましょう。
それでは、また来週お会いしましょう!
―戸松信博
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