あなたが理想とする投資家像は?
From:戸松信博
自宅デスクより、、、
おはようございます。
戸松信博です。
先週、相場を騒がせたニュースといえば、
米朝首脳会談をめぐるトランプ大統領の発言でしょう。
24日に米朝首脳会談の中止を突如発表したかと思えば、
26日には当初の予定通り6月12日の開催を目指す
方針であることを語りました。
そして、
日経平均は前々週まで8週続伸で
23,000円台まで回復してきましたが、
先週は480円の大幅反発を記録しました。
そこで今日は、
米朝問題が世界市場に与える影響、
日経平均が大幅反発した理由、そして
今後の見通しについて
詳しくお話していきたいと思います。
円反転とともに日本株は9週ぶりに大幅反落>
米国は上昇したものの、
日経平均は前述のように円安トレンドの反転によって
480円安と、9週ぶりに反落しました。
21日(月)は111円台にまで進んだ円高により、
2月初め以来となる23,000円を回復しました。
しかし、
直後より米朝会談中止の観測が報じられる中で、
為替は週末に向けて109円台半ばまで戻してしまい、
日本株は出来高を大きく増しながら下げる日が続きました。
チャートでみても、
2月初めに始まった急落の窓を
長い上昇を経て埋めきり、
2万3千円の大台回復で戻り売り優勢となった模様です。
国際情勢も米朝問題のほか、
イタリア長期金利の急伸やトルコリラの急落と、
リスクの意識される様相になってきました。
少し日本株の下落が大きかったのですが、
3月終盤からの上昇率が大きかった反動であり、
あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
米朝会談延期にしても、
少し前まであれほど敵対していたのであって、
信頼できるようなものは元々何もなく、想定内です。
自動車に対する厳しい関税も単なるブラッフィングでしょう。
ただ、多少調整気味に推移する可能性は十分あり、
月曜につけた2万3千円の高値ラインを
上にブレークするまでは、
積極的に買いたい投資家は少ないと思います。
5月31日にはMSCIの浮動株算出ルール変更により、
パッシブ系ファンドから主要銘柄中心に多額の売りも発生します
(約4000億円の売り圧力とも試算されています)。
国際情勢の変化、テクニカルな節目、
売り需要の発生見込みが重なり、
一旦長い上昇の反動安(短期調整)に入った様子です。
私は株式市場に対する
基本的な強気見通しは全く変わりませんが、
短期的には前述のMSCIのリバランス売りや
トルコリラなどの新興国通貨の急落などの材料に
振り回される可能性もあるかもしれません。
したがって、
軟調になりがちな夏相場を乗り切ったあと、
秋以降に本格的な上昇という見通しです。
ぜひ皆さんも、
長期的な視点で相場を見極め
戦略的な投資をすることを意識していただきたいと思います。
短期間で大きく儲けることができても、
将来のための資産を築くということは難しく、
やはり長期的にコンスタントに収益を積み重ねることが大切です。
そのためにも、
自分なりの相場観、相場見通しを立てることは重要です。
もちろん、今すぐにできるようになることは難しいですが、
努力すれば誰でもできるようになりますので、
相場を読み、戦略を立て、戦略通りに売買することを
習慣にしていきましょう。
では、また来週お会いしましょう!
―戸松信博
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