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注文の仕方その2

From 小次郎講師

自宅の書斎より……

おはようございます。
小次郎講師です。

日産のゴーン元会長をめぐる一連の騒動には、
非常に驚きました。

相場が急落するのも無理はありませんが、
そういうときだからこそ、
落ち着いて行動していただきたいです。

さて、先週のブログを皆さんはお読みになりましたか?

「注文の仕方その1」と題し、
成行注文と指値注文の違いについて、
解説しました。

そして、その中で
「逆指値注文は、うまく使えば絶大な効果を発揮する」
と触れましたが……お待たせしました!

そもそも逆指値注文って?

復習から始めますが、
逆指値注文は、通常の指値注文の逆の考え方です。

つまり、

  • 逆指値の買い注文:〇円以上なら買うと注文
  • 逆指値の売り注文:〇円以下になったら売ると注文

です。

これらは、トリガー注文といって、
「ある価格がついたら注文を出す」という条件付き注文の一種です。

さらに細かくすると

  1. トリガーとする価格をまず 決める
  2. 次に成行注文か指値注文かを決める
  3. 指値注文の場合は、指値価格を決定する

というプロセスを踏みます。

逆指値注文を使う理由

では、なぜこのような逆指値注文を使うのでしょうか?
2つの理由を考えてみましょう。

  1. ロスカット注文がしたい
    例えば、買値が4000円、3900円以下になったら決済したい場合、
    逆指値で3900円の売り注文を出します。
  2. トレンドフォロー戦略
    例えば、A株(現在950円)が抵抗線である1000円を突破したら買いたい場合、
    逆指値で1000円の買い注文を出します。

注文の仕方には、
まだまだお話したいことがあるので、
次回をお楽しみに!

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  • コメント ( 2 )

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  1. 村山です

    逆指値注文の説明で

    トレンドフォロー戦略
    例えば、A株(現在950円)が抵抗線である1000円を突破したら買いたい場合、
    逆指値で1000円の買い注文を出します。

    とありました。
    これは指値注文と同じように思うのですが何が違うのでしょう?

    • 小次郎 講師

      こんばんは。
      小次郎講師です。

      よく似た言葉なので、
      わかりにくいかもしれませんね。

      簡潔に違いをまとめておきます。
      買い注文を例に考えてみましょう。

      指値で買い注文をした場合は、
      「指定した株価以下になると、注文が発動」します。
      つまり、安く買いたい場合に使うとお考え下さい。

      一方逆指値で買い注文をした場合は、
      「指定した株価以上になると、注文が発動」します。
      つまり、下落から反転するなど、株価の上昇局面で買いたい場合に使います。

      1)いつ注文が発動するのか、2)何のために使うのか
      の2点で違いがあるとお考えください。

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